日本を降りる若者たち

~あらすじ~
「外ごもり」と呼ばれる日本に嫌気がさし、生きにくいと感じたために物価が安いタイなどの外国で目的もなく1年の大半を過ごす人達がいる。彼らは派遣労働やバイトなどである程度資金を貯めてタイへ行き、安い宿やアパートで過ごし、資金が尽きたところで日本へ戻るという生活を繰り返す。
彼らは何故「外ごもり」をするのか? それに至った経緯は何なのか?
そんな彼らの生態が描かれた本である。

目次
序章 旅から外ごもりへ
第一章 東京は二度と生きたくない
第二章 人と出会える街
第三章 ワーキングホリデーの果てに
第四章 留学リベンジ組
第五章 なんとかなるさ
第六章 これでいいんだと思える場所
第七章 死ぬつもりでやってきた
第八章 こもるのに最適な環境
第九章 変えるのが怖い
第十章 ここだったら老後を生きていける
第十一章 沖縄にて
付章 ラングナム通りの日本人たち

私の評価:

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~感想~
いや、面白い。
タイトルに惹かれて読んでみたら、これほど今の自分の考えに近いものとは思いませんでした。そのためテスト中にもかかわらず一気に読んでしまいました。

あらすじにあるように「外ごもり」と呼ばれる人達の生態が描かれていて、それに至る経緯は人様々で目次にもあるようにそのきっかけはかつてタイへ旅をしたことであったり、ワーキングホリデーや留学の果てにタイへたどり着いたり、死ぬつもりでやってきた人など。
これを読んで私も数年後にこうなってしまうのではないかという麻薬的な誘惑と怖さを感じました。彼らの生活は一般的な考えからしたら幸せなのかと首をかしげる生き方なのかもしれません。しかし、そんな生き方もどこかうらやましいという思いが頭の片隅にある方も案外いるのではないでしょうか。
何故タイなのかといいますと、物価の安さ、タイの人々のおおらかさから自分たちを受け入れてくれる環境、暖かい気候などが挙げられるかと思います。

これが幸か不幸かは当人が決めることですが、私は現時点の思いとしてこの生き方が幸せだとは思いません。まだ日本で挑戦さえしていないのですから。ただ、上で述べたように楽天的な考えであることが多い私にとってはタイでの生活は麻薬的な誘惑に駆られます。思い返せば2年前にシンガポールへ旅行したときも、ああシンガポールで住むのも悪くないかもなと感じたところからもその片鱗が見えた気がします。

もし、数年後日本に嫌気がさしてしまったらこういう形で日本からドロップアウトして解放されるというのも選択肢の一つに入れるのも悪くはない。いや、そこまでしなくてもそういう生き方もあるのだと言うこと知ることが出来て良かったと思いました。

ちなみに本書には「外ごもり」をしている人達だけではなく、タイまで行く勇気が無く沖縄へ移住する人や、タイで働こうとする人、物価の安いタイで老後を暮らそうとする人などについても書かれています。


日本を降りる若者たち (講談社現代新書)Link

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