横入りは一般的か?

今日も昨日Link と同じ時刻に発車する電車の同じ車両に乗り、今日もまた乗降口の四隅のどこかに寄りかかろうと思ったのですが、昨日と同じく四隅とも人が立っていたので、適当に座席の前に立ちました。(適当と言うかざっと見渡した感じ、この人だと思う、早く降りそうな人がいなかったのと乗り込んだ乗降口からあまり離れると下車したときに使用する階段から離れてしまうので近いところにしました。)

そうしたところ今日も運が良いことに、乗り込んで3駅目で席が空きました。今日は左隣にサラリーマンらしき男性、右隣にはOLらしき女性が立っていました。
朝に2日も座席に座ることが可能な状態になるなど滅多に無いので驚きと嬉しさもさることながら、昨日と同じように横入りされてはかなわないと思い、ドキドキしましたが、何事なく座ることが出来ました。
いや、何事も無く座れるのが普通ですけれど・・・。

そうそう、昨日今日と「横入り」について書きましたが、「よこはいり」で変換しようとすると「横は要り」となり、Yahoo!辞書Link などのウェブ辞書で調べても出てきません。
と言うことは、「横入り」と言う言葉は一般的ではないのでしょうか。
googleで「横入りG」を検索すると約12万7000件あるので市民権は得ているのではないかと思います。
辞書に載っていないと言うことはおそらく別の言い方で載っているのでしょう。
そこで、「横入りG」の検索結果を良く見ますと関連検索に「横入り 方言G」とあります。
そのキーワードで改めて調べて様々なページを見たところ、
昔の茨城弁集Link というページに的確な回答が載っていましたので引用させていただきますと
『新方言』には『ヨコハイリ 「割り込み」;首都圏では神奈川の若い世代が言うが,東京都内,山の手でも使う人が出てきた;
東海道沿線では中年以下にまんべんなく使われる;
ほかに西日本各地で言う;
若い世代では,使用地域がさらに広がり,中国地方から関東地方にかけてと北海道でもよく使われる;
横から入り込むのだから,わかりやすい命名で,今後もさらに広がる可能性がある;新語が地方に先に普及し,東京が遅れた例である』とある。
『横入り』は『横割り』(現代標準語では全く別の意味)の意味であり、現代標準語には無いのが不思議な言葉である。
とあります。
私は「横入り」の別の言い方が思いつかなかったわけですが、「割り込み」と言うのを見てああなるほどと思いました。また、横入りというよりも割り込みと言ったほうが、確かに大人な感じがしますね。
ですが、横入りの方が割り込みよりもきつくない、やわらかい感じがします。その辺は微妙な使い分けでしょうか。
う~むまさか、ここまで発展するとは思いませんでしたが、勉強になりました。:)

最後に、タイトルの「横入りは一般的なのか?」で誤解された方、すみません。わざと「横入りすることが一般的なのか?」であると思わせるようにミスリードしてみました。(笑)

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