~あらすじ~
1950年代初頭の北欧。ノルウェーの田舎に住む、年老いたひとり暮らしの男の元へ、スウェーデンの「家庭研究所」から調査員がやってくる。
調査員の目的は、“独身男性の台所での行動パターン”を観察するためだ。台所の隅に、男を見下ろす奇妙な監視台が設置される。
調査される男と調査員との間には、「お互い会話してはならない」「いかなる交流ももってはならない」などのルールが決められていた。最初は気を許さないふたりだったが、観察生活が続くうちに、男の生活に少しずつ変化が生まれてゆく・・・。
(
公式サイト より)
私の評価:
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~感想~
映画は淡々と進んで行きます。映画の舞台は映画のタイトルの通りキッチン、台所がほとんどで舞台は小さいけれども心温まるストーリーでノルウェーとスウェーデンの関係、歴史、違いなども分かりますし映画で実に生かされていると感じました。
また、この二人のやり取りにクスクスと笑えるユーモア、ブラックユーモアなところが沢山あり上で言ったように淡々と進みますが私を飽きさせませんでしたし、ああそうそういうことだったのかという伏線もいくつかあり上映時間90分という時間も実に適当な時間、ほどよい時間でよかったと思いました。
簡単に言えば「年老いた老人と中年男のちょっとヘンな生活」なわけですがそれだけでは語りきれません。それ以上の何かがこの映画には詰まっています。
また、DVDの特典映像の監督へのインタビューもなかなか面白く必見です。
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