トラ・トラ・トラ!

~あらすじ~
1941年12月未明、真珠湾急襲に出た日本軍。それを探知していながらも防ぐことができなかったアメリカ軍。暗号<トラ・トラ・トラ=真珠湾攻撃に成功せり>とともに日米両国は太平洋戦争に突入していく…。
(Amazonより)

私の評価:

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~感想~
私はこの映画をなんとなく聞いたことはあったのですが、今まで見たことがなく、もう40年近く前の映画のため、大した期待もしていなかったのです。(以前、かなり不公平で雑な考証の描かれ方をされたパール・ハーバー (映画)Wを見たためというのもあります。)
しかし、この映画を見て、40年も前にこんなにも日米を公平に扱い、史実に基づいた日米共同で制作された映画があったのか!という衝撃を受け感心しました。史実に基づき、実在の人物が多数出てくるので、その方々の経歴や真珠湾攻撃に至る過程をあらかじめある程度知っておかないと、なかなかこの映画だけで理解する事は難しいかと思いますが、それを抜きにしても撮影セットの戦艦、空母、戦闘機などリアルにできており、これがCGではなく、実写(模型もありますが)というのは大変な驚きです。
私はどうも今まで古い作品というものに興味を持てなかったのですが、古い=劣っているという考えはすぐに捨てなければならないと再認識させられました。
私は今の業界を見ると、こういった作品は日米ともにもう作られないのではないかと思います。それは残念な事ではありますが、だからこそ、日米開戦の序章を見るに当たってはこの作品は見なければならない作品であると考えます。
もし、あの戦争に興味があり、見ていない方がいましたら、是非、ご覧になってください。よろしくお願いします。

ちなみに私は出演された俳優さんで印象に残ったのは淵田美津雄W海軍中佐を演じた田村高廣Wさんです。部下から慕われる指揮官像のようなものが良く表れていて、いいなぁと感じました。


トラ・トラ・トラ!をWikipediaで調べる→トラ・トラ・トラ!W

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