皆さんは、新本、古本、初版、重版など本を購入する際のこだわりってありますか?
私はそれでなければ絶対駄目というわけではありませんが、何故か小学生の頃から初版崇拝が強く、買った本が初版でないとかなりがっかりします。(これは漫画のみの場合ですが)
新本か中古かといわれれば、新本の方が良いと思いますが、同じ値段で新本は重版、古本は初版で売られていてとしたら、余程古本の状態が悪くなければ私は古本を購入するでしょう。
ですので、私の中では
初版>新本>古本>重版
という並びとなります。
何故、初版にこだわるようになったのか、よくよく考えてみると、その原因は、なんでも鑑定団 にあるのかしれません。あの番組によって古いものには価値があるかもしれないというアンティークの価値観を植え付けられた気がします。
そして、初版は何よりも価値がある、だから出来れば初版で購入したいと、思い込むようになったのかもしれません。
さて、何故こんな話をしたかといいますと、私が購入し続けている漫画単行本の1つにカッパの飼い方 というものがあります。この本は高校の時にちゅんちゅん会会員のH氏の半ばネタのようなあだ名としてカッパと呼ばれる事がありました。ですので、私が本屋でこのカッパの飼い方という漫画を見つけたときにこれは良いネタになると思い、ネタのつもりで購入したのですが、面白さと惰性で購入し続けて今に至ります。(H氏自身の4コマ漫画では自らカッパとして登場させています。)
そんな漫画なのですが、この漫画の最新刊である第11巻が去年の8月に発売され、その1つ前の10巻は去年の1月と言う事でちょうど1年前でした。私は10巻を買おう買おうと思っているうちに何故か購入せず、1年が過ぎてしまいまして、やっと先日、最近よく購入しているネット(セブンアンドワイ)で購入したのです。そして、今日届いたわけですが、発売から1年経っているため、おそらく初版ではないだろうと思っていました。しかし、意外や意外、おそるおそる巻末をのぞいてみると初版ではありませんか。1巻からずっと初版で揃えてきましたので初版なんて嫌だなとと思っていたのでホッとしました。
と言う事でこれが上に書いた初版の話と繋がるわけです。
でも、よくよく考えると発売から1年経って初版という事は売れていないわけですよね、これはこれで複雑な気持ちだなと。
ですが、私にとって初版は嬉しいものに変わりありません。
皆さんも新本、古本、初版、重版に対する自分の価値観を考えてみると面白いかもしれませんよ。
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