五姓田のすべて -近代絵画への架け橋-展を見てきました

神奈川県立歴史博物館入口前



神奈川県立歴史博物館Link で開催されている五姓田展Link を見てきました。今週の金曜までということで、あわてて行ってきたような感じです。ちなみに、神奈川県立歴史博物館は初めて行きました。横浜からみなとみらい線の馬車道が最寄り駅なのですが、往復360円をけちるために横浜から30~40分ほど歩きました。まあいろいろ周りを見ながら歩けたのでよかったのではないかと思います。

さて、この五姓田展ですが、私が毎週録画して見ているNHKで放送中の新日曜美術館の最後でやっているアートシーンLink で知り、興味をもったので行ってきた次第です。美術館情報は結構事前に調べてたりするのですが、博物館系はあまり興味がないので見逃してしまうことが多く、知ることができてよかったです。

内容について、博物館のページを見ていただければ分かりますが、五姓田派というのは横浜が開港して、それ同時に多くの西洋文明が日本に入ってきました。その中に洋画があり、それに関心を持ち積極的に自分のものにしようと取り込んでいった画家たちで、洋画界のさきがけと言えるのではないでしょうか。

和洋折衷と言う言葉がありますが、まさにその言葉がピッタリな展覧会で、洋画なのに日本、良くも悪くもそれまでの日本画とは違い、リアルな日本を描いているという印象でした。洋画のさきがけということで今からすれば未熟に見える作品も見受けられましたが、こうやって日本の洋画、洋画教育は開花していったのだと言うものを肌で感じ取れたのが良かったです。またいくつか、私が好きなギャグのような面白い絵やすごい細密描写の絵とも出会えたのも良い収穫でした。

ただ、難点を言うと、私はこの博物館へ足を運んだのが初めてなので他の時がどうなのか分かりませんが、照明が他の美術館と比べて明らかに暗いという点です。別に見ること自体には支障はありませんが、作品の劣化防止という事を考えても暗い感じがしました。(笑)
また、これはいつもどの展覧会でも毎度ながらに思うことではあるのですが、ポストカードをもっと充実させて欲しいということですね。ちなみにこの展覧会ではどうやら他の美術館から引き取ったポストカードが売られていました・・・ひどいのは郵便番号5ケタのポストカードがあったということ、これは5ケタということで通常100円のところ、50円でしたがいったい何年前だよと。(笑) (調べたところ98年らしいです。10年前・・・)

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