食品ブランドとは何か

先日、食べたんです。
浜名湖産うなぎ。
美味しかったです。
さすがに私でもあなごとの違いぐらいは分かります。

でも、中国産と比べたら分かるかと言われたら多分、分かりません。
何故なら、うなぎ自体、そんなに食べる機会がないからです。

おそらく、私と同じような人は多くいると思います。だから表示を信じるしかありません。
表示でしか味が分からない人が多いために食品偽装というのが多く見られたのだと思います。

別の見方をすると、経済的理由以外に味の違いが分からないから同じ食品ならば安い物を買うという側面もあると思うのです。

そこで、比較商品ってどうだろうと私は思いました。
物は比較しなければ違いが分からない。ごく当たり前の事です。パソコンにしろ家電にしろ売り出されている機械は数値以外で表せない部分が多少はあったとしても性能としてしっかりと表記され、売り出されているわけです。日本製、中国製など製造地域を一番の比較対象としているのではなく、性能が一番の比較対象として出している物が多いと思います。しかし、機械の場合、製造地域ではなく、どこのメーカー製かというのが食品の国産、中国産に当たる部分と言えるかもしれません。つまり、機械も食品も同じく信用して買っている部分があるわけですね。

ですが、機械は前述したようにメーカーだけが判断基準ではなく性能値も大きな判断基準の1つであると私は思います。しかし、食品の美味しさは数値で表す事は出来ません。(現在旨み成分の解析が研究されていますが)
それならば、国産と中国産を食べ比べるお試し的な比較商品があってもいいのではないかと考えました。どちらも同じ少量だけ一緒にパックして売り出すのです。これはパックに手間がかかって値段的に微妙な感じになるとは思いますが、そういうのを求める人も多いのではないでしょうか、美味しそうだけれど、高くて買うのはちょっと躊躇するといった方に、味の良い食品に気付いてもらえるチャンスでもあると思うのです。(もちろんその逆もあるでしょうが)
あるいは、比較する試食コーナーを設けるというのも良いかもしれません。

どこかのスーパーでこれ試しにやってもらえないものですかね。
私は非常に面白い試みであると思いますよ。

なんて事を高い国産うなぎを食べながら違いの分からない男である私は思ったのでした。

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