河野通勢展を見てきました

現在、平塚市美術館Link で開催中の河野道勢(みちせい)展Link を見てきました。

平塚市美術館正面



見てきた理由は家から徒歩1時間半ほどで値段も一般200円、学生100円と安かったこと、2月17日にNHK教育で放送された新日曜美術館で「よみがえる大正の鬼才 洋画家・河野通勢Link 」と題され特集されたのを見て興味を持ったためです。

概略については美術館の特設ページLink新日曜美術館の番組アーカイブLink を見ていただければ分かると思います。

感想としてはやはり、展覧会に入ってすぐにあった初期の自然を題材とした作品が一番秀逸でしたね。最後まで見終わってから再入場は出来ないので最初のところまで逆行して見返しました。
草木の細密描写が素晴らしい。ただ、どうもその細密描写ゆえなのか(それとも油彩だからか)、日本なのに日本ではなく、東南アジアや南米のような、それともアフリカ? すごい密林で湿ったような印象を受けました。これは画家がそれを狙ったのか、単に私にはそう見えるだけなのか分かりませんが、日本だけれども、そうではない別の世界という風に見えて面白かったです。
また、この方は自画像を集中的に描いた時期がありまして、その自画像なども印象的で格好良かったですね。

ちなみに画集は2000円でしたが、買わずにポストカードを1枚だけ買いました。売っているポストカードは6枚と少なく、しかも初期の風景画は1枚のみですし、初期ではなく自画像や中後期の作品でも良いなと思ったものはあったのですが、ことごとくありませんでした…。
それと今回初めて平塚市美術館を訪れましたが、茅ヶ崎市美術館Link と比べるとこちらの方がかなり規模が大きく驚きました…また数年前に建て替えたばかり?なのか内外ともに綺麗でしたね。隣町なので良さそうな特別展があればまたぜひ、足を運びたいと思います。

最後に余談ですが、美術館内でどこかで見たことのある人を見かけ、誰だっただろうと思いましたら新日曜美術館に出演されていた平塚市美術館学芸主管である土方さんでした。(笑) ちょうど取材を受けていたようです。

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