現在Bunkamuraで開催中の19世紀のスイスの画家アンカーのアンカー展 を見てきました。今日が今年の授業の最終日でして帰りに寄り、その時、時刻は2時半頃でした。思っていたよりも空いていたためゆったりと時々イスで休みつつ作品を鑑賞することが出来ました。Bunkamuraというと去年の12月16日にエッシャー展へ行った ことが思い浮かびますが、やはり休日と平日の差は大きいと言うことなのか、人気の違いもあるのか分かりませんが、なるべく行くことが出来るならば展覧会は平日に行くべきだなと感じます。
さて、内容についてですが、写実的で美しい。それ故にそれほど表現方法に目新しさは感じられませんが、当時の人々の過程の日常、特に児童の絵が多く、その着眼点が面白いなと感じました。これはアンカーが教育に対し、強い関心があったことが影響しているそうです。何よりもその作品1つ1つに温かみが感じられ、温かさで心が満たされました。私としては全体的にこういう印象を受ける展覧会というのは初めてだったかもしれません。
作品から刺激を受けるのではなく、作品の雰囲気を肌で感じるように、心を落ち着かせることができ、ゆったりとスイスのぬくもりを感じられる展覧会でした。
ちなみに図録を買おうか迷ったのですが、今回はポストカード6枚買ってすませました。ポストカードは1枚100円なのでお得という面では図録を買った方が良いのですが、何でしょう、金銭的問題が一番ですが、まあ気分でポストカードで良いかなと。(笑)
コメント