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ブロークン・アロー

~あらすじ~
最新銃ステルス爆撃機のパイロット・ヘイル大尉は核弾頭を搭載しての演習中に予期せぬ事態に遭遇する。隣で操縦していた上司ディーキンス少佐が核弾頭を強奪した上、基地に「ヘイルが狂った」と嘘の連絡。機外に放り出されたヘイルは、消えたディーキンスの後を追うが─。

(Amazonより)

私の評価:

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~感想~
私は何の情報もなくこの映画を見始めたのですが、監督がジョン・ウーWでアクション映画なんですね。てっきり国家、政治的な大きいレベルで動く話だと途中まで勘違いしていました。そんな風に思っていたためか、核弾頭を強奪した理由には大きな意味があるのかと思っていたので、私からすると、こんなしょうもない理由で強奪したのかと拍子抜けしました。

ですが、勘違いせずにアクション映画として見れば、ストーリー展開に色々と無理や違和感がある所もありますが、普通に面白いですし、アクションも多彩で迫力があり良かったです。また、これは良かったのか分かりませんが、ジョン・トラボルタWの悪役ぶりが主人公よりも目立つほど現れていていいキャラに仕上がっていましたね。


ブロークン・アローをWikipediaで調べる→ブロークン・アローW
ブロークン・アローLink

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オリバー・ツイスト

~あらすじ~
1847年、両親を亡くし、救貧院で暮らすオリバーという少年がいた。その生活はひどいものであった。このひどさから脱するために救貧院を脱走し、ロンドンを目指すのであった。ロンドンへ着いたオリバーは少年窃盗団を率いるフェイギンに拾われるが・・・

私の評価:

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~感想~
私がひねくれてしまったのか、こういう正統派の?感動話を見ると、あら探しをしたくなってしまうのですが、まあ素直に見れば、良い話だと思います。ただ、残念だったのはオリバーは純粋無垢な少年なのですが、どうしてそういう少年に育ったのか、母親は亡くなったとしか描かれていませんが、その辺はもっと細かく描かれると良かったのではないでしょうか。劇中で同じ孤児院の子供に母親の悪口を言われて怒ったところから、母親の重要さがうかがえ、その母親無くして劣悪な環境で不良に走らず幼い子供が純粋なままで育ったとは考えられませんので。

また、ストーリーの展開で結構、ご都合主義なところが見受けられるのも否めません。それと、ご都合主義と関連して気になった事があります。この時代のイギリスは私が考えているよりも警察がしっかりと機能していて見ず知らずの孤児に優しくする人もいるという事(それはオリバーのすごさ(主人公補正(笑))かもしれませんが)、これに驚きました。この頃のイギリスはもっと殺伐としていて、庶民は今日を生きるのも精一杯というような印象でしたので。

この話は最終的にはハッピーエンドとなりますが、それはオリバーの人徳や運も大いに関係しており、人生というのは色々な分かれ道があり、明暗が分かれると言う事もまた示しているのではないかと思いました。作者自身は「信じるものは救われる」ではありませんが、純粋で正直な少年には必ず良い事が訪れると言うような事を伝えたかったのではないかと思います。ですが、逆に前述のように全てが救われる世の中ではないと言う事も案に示しているのです。

なんだか批判的な事ばかり描いていますが、あまり深く考えずに正統派の感動映画として見れば問題なく、映画全体の出来としては良いと思いましたので星4つにしました。


オリバー・ツイストLink

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銀のエンゼル

~あらすじ~
北海道の田舎にあるコンビニ、そこのオーナーは妻である店長に店を任せっきりであった。しかし、妻の交通事故をきっかけに、店を自分で切り盛りしなくてはならなくなった。そんな中、疎遠であった難しい年頃の高校生の一人娘と対立をしてしまったり、店で真面目に仕事をしなければならなくなったことで、店員や客などの見えなかったことが見えてくるのだった・・・

北海道を舞台とした素朴な雰囲気が伝わってくるハートフルストーリー

私の評価:

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~感想~
なんでしょう、全体的に淡々と進んでいく地味な映画ではあります。ただ、その分、個性的な登場人物ばかりで、その面白さが引き立ったと感じました。北海道を感じる、という点では、これが北海道なのか~といった感じで、特に感動はありませんでしたが、この映画の雰囲気からして北海道という舞台は良かったのではないかと思います。逆に北海道だからこそ作り出せた雰囲気というべきかもしれません。

しかし、納得がいかなかったのは、店の客たちから展開した話がどれも終わらないまま中途半端な形で終わってしまった事です。中途半端が悪いというのではなく、中途半端に含みを感じられなかったためで、そこがもう少しどうにかなっていれば、もっと気持のよい終わり方になったのではないでしょうか。

ちなみにコンビニというのは見ていただければ分かりますが、思いっきりローソンを使っています。もちろんローソンの協賛の下、作られた映画なのだと思いますが、これは逆にマイナスになるのでは…?と思ったところもあり、コンビ二名が実名で出ているだけにそんな事を考えてしまいましたが、それはローソン側の広い理解があってこそ、できたことなのでしょう。


公式サイトLink

銀のエンゼルLink

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ツォツィ

~あらすじ~
南アフリカ、ヨハネスブルグ。世界で一番危険なスラム。アパルトヘイトの爪跡が今も残る街に生きる一人の少年。本名は誰も知らない。ツォツィ=不良(ギャング・犯罪者を表すスラング)と呼ばれるその少年は仲間とつるんで窃盗やカージャックを繰り返し、怒りと憎しみだけを胸に日々を生き延びていた。名前を捨て、辛い過去を封印し、未来から目をそらし・・・。しかし、ある出逢いによって、ツォツィの人生は大きく変わり始める。奪った車の中にいた生後数ヶ月の赤ん坊。生まれたばかりの小さな命に、ツォツィの封印していた様々な記憶を呼び覚まされていく。やがてツォツィは「生きること」の意味や命の価値に気づき、希望と償いの道を歩み始める。
(Amazonより)

私の評価:

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~感想~
正直、最後まで胸が晴れる映画ではありません。しかし、変に感動話としないことで、リアルさが出て、幼少期に心に傷を負った子供や親を失った子供たちの痛みが伝わってきました。

見どころはあらすじにあるように強奪した車に偶然乗っていた赤ん坊を何か心に思うことがあったのか、誘拐してしまい、それを通じて、過去を思い出し、心にいろいろな感情が生まれるという流れです。一番は一度もお礼やお願いをするということがなかった主人公がお礼やお願いをするという場面です。ここで私は確かにこの主人公は変わったのだと感じました。

ただ、赤ん坊を誘拐する前に人殺しをしたり、仲間を暴行したり、車を奪う際に赤ん坊の母親に銃を撃ち、結果的に下半身が動かなくしてしまったことを考えると、なぜ赤ん坊を置き去りにしたり、殺さなかったのかという疑問も浮かんできます。その辺はもう少し描かれていると良かったのではないでしょうか。

幼少時の心の傷という点では舞台の南アフリカに限らず万国共通で、そういった傷を負った子供はいると思います。そして、それは成長にあたって大きな影響を及ぼす。日本でも幼児虐待や果てに殺害に及んでしまうという事件をよく聞きます。そう考えると、子供が生まれた限りはその子が貧富にかかわらず「幸せ」に育たなければならないと感じました。

私はこの映画を通じて、暗を見ることで自分の明を実感し、両親に感謝の念というものを改めて思いました。


公式サイトLink
ツォツィ プレミアム・エディション(2枚組)Link

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ドミノ

~あらすじ~
実話を元にした、ハリウッドスター、ローレンス・ハーヴェイWの娘でありながら、モデルから賞金稼ぎへ転身したドミノ・ハーヴェイWのハードな賞金稼ぎの生き様を描いた物語。
(Amazonより)

私の評価:

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~感想~
映画の最初に断りがありますが、実話を元にはしていますが、結構フィクションが入っている様子です。確かに、ありゃないわと思う場面が見られます。実話を元にした映画だからと言って主人公のモデルになったドミノ・ハーヴェイさんを知っている必要もハリウッドスターで父親のローレンス・ハーヴェイさんを知っているといった必要は全くありません。普通に見て、それなりに楽しめる作品になっているのではないかと思います。

それなりにといいますのは私が馬鹿なのか、それとも分かりにくい作りなのか、内容が途中でこんがらがってなんとなくは理解できたのですが、細かいところがよく分かりませんでした。単に私が真剣に見ていなかったか、寝ぼけてみていたからという可能性もありますが。(笑)
もちろんちゃんと理解できれば充分に楽しめると思います。あと、全体的に映像がコンテラストの強くなっていますが、それがハードでクールさを良く引き出していると思いました。カメラの動きも自分は好きですね。

(追伸:最初から早送りで見直したところ、やっと一応全貌は見えた気がしました。分かりにくい原因は登場人物の多さと場面が変わりやすかったというのもあるのではないかと見直して思いました。ちなみに、きついシーンでもファンキーな音楽がそれを中和していて良かったと改めて思いました。)

ただ、やはり見所は主演のキーラ・ナイトレイWではないでしょうか。記憶にあるのはパイレーツ・オブ・カリビアンWのヒロイン役しかありませんが、それと比べてハードでエロティックです。また、演じられた当時は20歳?という事でそれを考えるとすごいなと。また、それほどはっきりとではありませんが、濃厚なセックスシーンでおっぱいを拝見出来ます。控えめな胸ですが、私は好きですよ。ええ。(笑)


Wikipediaでドミノを検索する→ドミノ (映画)W

ドミノLink

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