[ Tags :: 映画 ]

ノルマンディー 将軍アイゼンハワーの決断

~あらすじ~
史上最大の作戦とうたわれる、ノルマンディー上陸作戦。連合軍最高司令官アイゼンハワーは、作戦を実行すべきか苦悩していた。決行すれば空挺師団の甚大な犠牲は明らか。しかし、勝利するためには不可欠な作戦だった。激しい戦闘が繰り広げられる中、アイゼンハワーに決断の時が迫る…。
(Amazonより)

私の評価:

もっと読む»

~感想~
アイゼンハワーが主人公の映画で、ノルマンディー上陸作戦までが描かれてますが、はっきり言って地味です。話の大半がイギリス首相チャーチル
Wやバーナード・モントゴメリーら将校らとの会議で戦闘シーンは一切ありません。
しかし、100万以上の若い将兵の命が最高司令官である自分の手に委ねられていると言う事への苦悩が良く描かれており、作戦を立案した後の決断がいかに重大な事であったかが伝わってきます。

私がこの映画で一番良いと感じたところは終盤にアイゼンハワーに人的損害は7割と予想されていたのに対し、2割であったと報告があったとき、それを良しとするのではなく、たった1人でも死ねばその家族親類にとっては100%なのだというナレーションが入ったところです。
私のイメージでは指揮をする将校というのは一兵卒の気持ちなど分からないという風に思い浮かべていましたので良かったと感じたのかもしれませんね。(フィクションかもしれませんが良い終わり方だったと思います。)


ノルマンディー 将軍アイゼンハワーの決断Link

commentComment [0]  pingTrackBack [0]

ヒットマン

~あらすじ~
エージェント47という名でのみ知られている冷徹なエリート暗殺者は、次の仕事のためにロシアに潜伏し、ターゲットであるロシアの政治家ミカイル・ベリコフを見事射殺する。しかし、密告によりインターポールとFSB(ロシア連邦保安庁)の双方から追われる身となる。いったい誰が密告したのか?なぜ自分が抹殺されなければならないのかを探るうち、その鍵を握る美しく傷ついた謎の娼婦ニカと出会う。自分を罠にはめた犯人を捜すためニカと行動を共にするうちに、彼自身の中に人間らしさが芽生えはじめる。しかしこれまで経験したことのないその感情こそが、彼自身にとって最大の脅威となっていく・・・。
(公式サイトより)

私の評価:

もっと読む»

~感想~
PCゲームが原作ということで私もその存在は知っていましたが、プレイしたことはありませんでした。
しかし、別に原作を知らずともまあ楽しめる作りになっています。(原作を知っている事でより理解出来るのかどうかについて、原作に準拠しているのかについては分かりませんが)

ですが、どちらかと言うとリアルではなく、無理がある映画です。たとえば、狙撃の際に4km先の標的に見事命中させて成功していますが、実際は1~1.5km程度がよいところですし、ヒットマン(エージェント47)の所属する組織の暗殺者は皆?後頭部にその組織の証なのかなんなのかは説明されませんでしたが、バーコードのような刺青を彫られています。これじゃ単純に考えてすぐばれそうです。(主人公は、というか暗殺者は皆スキンヘッドのようなので)
また作中で変装するといったこともありません。
逆にいえばそれだけ自分の身に危険が及ぶ、及んでも大丈夫だという自負の表れなのかもしれません。

また、ヒロインがいますが、なぜ殺さなかったのかというのもいまいち理解できませんでした。いたほうが都合が良かったようには思えず、明らかに感情の問題で生かしており、私としてはもっと冷酷なヒットマンを想像していただけに少し残念だったかなと。

ただ、このヒロインのニカ演じるオルガ・キュリレンコWの胸を何度か拝めますのでこれは良いサービスシーン?(笑)

設定など気にせず見ればアクションも派手さも良い感じで楽しめる事でしょう。(CIAとの関係、大統領の影武者設定についてが私にとってはよく分かりませんでしたので見る方はその部分は刮目してご覧ください・・・)


公式サイトLink
ヒットマンをWikipediaで調べる→ヒットマン (2007年の映画)W

commentComment [0]  pingTrackBack [0]

マーシャル・ロー

~あらすじ~
ブルックリンでテロリストによる爆破事件が勃発。テロ対策本部長に就任したFBIのハバード捜査官が事件現場へ行くと、そこにはなぜか管轄外のCIA諜報員エリースが捜査に乗り出していた。エスカレートするテロに街では一触即発の緊張が高まり、ついに戒厳令(=マーシャル・ロー)が発令された!
(Amazonより)

私の評価:

もっと読む»

~感想~
この映画は6年以上前、おそらく中学の時に見たのですが、内容はすっかり忘れていました。ですが、その時の印象としては微妙な感じだったことは覚えています。

で、今回この映画を6年ぶりに改めて見てどうだったかといいますと、やはり内容がいまいちつかみにくく、展開の早さなのか、実世界の話と繋がっているため省略されている部分が多いのか理解しにくい所もありました。具体的に言うとFBIとCIAと軍の関係、3者それぞれに役割があり、それを遂行するわけですが、それによる衝突がどうにも理解しにくかったですね。同じ国のために働く公務員なのに・・・という印象ですが、まあこういうのは日本であれ世界各国で公務員同士いがみ合う存在というのはありますけれど。

全体的には非常によくできた映画で、この映画は今見ると、あの同時多発テロをほうふつとさせて、暗示するかのような、これを模倣したかのような印象を受けるため、よりリアルに映るというのもあるのかもしれません。
内容の整理が出来れば面白いと感じることでしょう。


公式サイトLink
Wikipediaでマーシャルロー・ローを調べる→マーシャル・ローW
マーシャル・ロー (ベストヒット・セレクション)Link

commentComment [0]  pingTrackBack [0]

ダブルオー・ゼロ

~あらすじ~
『TAXi』のジェラール・ピレス監督による、「007」シリーズのパロディが満載のスパイアクション。ミサイル奪還のミッションを授かったふたり組。彼らが選ばれた理由は、「シークレットエージェントに見えない顔だから」というとんでもないものだった。
(Amazonより)

私の評価:

もっと読む»

~感想~
良くも悪くも気楽に笑えるバカ映画です。
スパイアクションという体裁をとっていますが、007のようなリアルさを求めてはいけません。最初から最後まで設定はおかしいのでつっこんでいたらキリがありませんので。(笑)
ですが、手を抜いているというわけではなくリアルっぽく見えるけれど、やっぱりギャグみたいな感じで、登場する兵器は比較的リアルだけれども設定がおかしいということです。そこが面白い要因かもしれませんね。

ただ、フランスでは「つっこみ」というものがないのかどうかはしりませんが、登場人物がボケたらボケっぱなしなので、つっこめよと思わずつっこみたくなるところがあるので注意。

最後に付け足すならば安易に下ネタばかり入れないでコメディで笑わせてほしかったかなと思います。


公式サイト(フランス語)Link
ダブルオー・ゼロLink

commentComment [0]  pingTrackBack [0]

ノーカントリー

~あらすじ~
時は70年代、狩りをしていたベトナム帰還兵のモスは偶然、麻薬取引での相違から銃撃戦となり共倒れしている現場を発見し、そこには200万ドルが残されていた。
それをかっぱらうと決めたモスは妻とともに逃亡するが身分がばれてしまう足跡を残してしまったがために金を取り返すために雇われた殺し屋アントンに追われることとなってしまった。

私の評価:

もっと読む»

~感想~
いやはや、殺し屋のアントンが怖いのなんの。序盤からアントンと遭遇する人々は次々と犠牲者となっていくものですから、アントンと人が遭遇するたびに殺されませんようにと祈っていました。ちなみに殺害方法というのが酸素ボンベのエアガンという特殊性が一層に恐怖を引き立てているのではないでしょうか。(家畜を殺す際に実際に使われているそうです。)

この映画はモスとアントンの逃走劇+α(保安官のベル(缶コーヒーのCMでおなじみのトミー・リー・ジョーンズW)と言った感じで逃走劇がメインなのですが、殺し屋のアントンはともかく、モスはただ逃げるだけではなく、所々で作戦を練ったり待ち構えたりするのですが、それが妙に手なれた感じに思えました。それはさすがベトナム帰還兵と言ったところでしょうか。(映画を見ていた際にはあまりベトナム帰還兵と言う設定が出てこなかったので妙だと思っていました。(笑))

最後はあれ、ここで終わりなの!? という終わり方でしたが、これもまた人生かなどとスタッフロールでのみ流れた音楽を聴きつつしみじみと感じました。

公式サイトLink
Wikipediaで調べる→ノーカントリーW


ノーカントリー (トミー・リー・ジョーンズ主演)Link

commentComment [0]  pingTrackBack [0]