~あらすじ~
1894年、青年
マハトマ・ガンジーWは、大英帝国支配下の南アフリカにおける人種差別政策に激しい怒りを覚え、民族抵抗運動を起こす。この運動を皮切りに、ガンジーは人種差別撤廃の理想に燃え、祖国インドでの反英不服従運動の指揮を執ることになる。
1919年インドに導入されたローラッド法案に反対し、インド各地で暴動が起こるが、ガンジーは断食をもって抵抗する。
翌年、英国当局に非協力を宣言。スワデシ運動(外国製品非買運動)を展開する。塩の自力生産を訴えた「塩の行進」、議会重視政策への転換等をへて、やがて大英帝国の支配を終結させるが…。
1948年1月30日、ガンジー暗殺。
(Amazonより)
私の評価:
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~感想~
私は歴史が好きでたまたまガンジーの映画を見つけたので観てみました。3時間の大作で伝記映画なので観ているとだるくなってくるのかな~などと思っていましたが、3時間そんなことは微塵も感じさせられませんでした。圧倒的なスケールでリアルで、主演のガンジー役のベン・キングスレーなどまさに、ガンジーそのものだったのではないでしょうか?さすがアカデミー賞では作品、監督、主演男優、脚本、編集、美術・装置、衣裳デザインの7部門を受賞しただけのことはあります。
ガンジーと聞くとだいたいたいていの方はインドの人、インドを独立させた人といった程度の知識だと思います。私もそうでした。しかし、観ているうちに「こんなにすごい人がこの世いいたのか。」と思わされるばかりで鳥肌が立ちましたね。でもまあ神ではなく人間なのですべてがすべて良いというわけではないでしょうけど、自分や家族には厳しく、他人には優しく。そして、ガンジーが編み出した徹底した非暴力による運動。暴動などを沈静化させるためにした断食、まさに圧巻でした。非暴力による運動は中東のテロリストなども見習って欲しいものです。こんな人が今この世にいれば…と思わず思ってしまいました。ガンジーが暗殺されて約60年がたちますが、それでも風化せず今の世界に訴えかける、十分通ずるものがあると思います。
インド独立、ヒンドゥー教徒とイスラム教徒らの融和、いったい何が彼をここまで駆り立てたのでしょうか?それは映画を観てのお楽しみとしておきます。^^
ガンジー コレクターズ・エディション
映画
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