~著者からのコメント~
この本を読んでほしい人
・「数字なんて大ッキライ」という人
・ 数字を見ると、ジンマシンが出てくる人
・ ビジネスマンの人(できるなら逃げたいが、仕事で数と向き合わざるをえない人)
・ 家庭の主婦(数学は苦手だったけど、数の世界には少し気がひかれる人)
・ 中学生、高校生、大学生(本当の「わかる勉強」がしてみたいと思う人)
・ 学校で算数や数学を教えている先生
・ 数や数学に、すっかり自信を失ってしまった人
(Amazon(本書)より)
私の評価:
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~評論~
404 Blog Not Found で紹介されていて興味を持ったので買ってみました。(買った時期はまだ留年と確定していない2月でした。) しかし、漫画と違ってなかなか読む気がしないもので結局学校が始まってから本格的に読み出して(通学中の電車内や空き時間)、この間読み終えました。しかし、読み終えたのは良いのですが、なんとこの本を無くしてしまったのです。学校でなくしたかと思い、届出が出ていないか事務で聞いても無し。いまだ見つかりません。もし、本書の落し物がありましたらそれは私の本かもしれません。ちなみにさらに悲しいことに、この間まで無かったのに今日調べたところ学校の図書館に入っていました・・・。(まあ借りた本を無くしたらそれはそれでダメですが)
と、前置きが長くなってしまいましたが、最初に結論を言いますとこの本を読んだからと言って数に強くはなりません。(当たり前と言えばそうかもしれませんが) 本書を通して数と言うものを身近に感じることにより、数に強くなるのでは? と言うことだと思います。
私には本書が「数に強くなる」に繋がるのかと言われると疑問を感じずにはいられません。ですので、その点に期待しすぎるとつまらないと感じるかもしれません。留年した私の気持ちの中にもどこかそんなような感情があったので、率直な感想としてはあまり面白くは無かったと感じました。ただ、本書に書いてある作者の人生観や考え方と言う部分に視点を置くと面白かったなと後から感じました。(もちろん作中でニヤリとしたことはありましたが) まあ読む方は「数に強くなる」と言うタイトルと上についつい書いてしまいましたが、著者からのコメントにそんなに期待しないリラックスして読めば面白いのではないかと思います。
ちなみに著者の畑村氏は最近、失敗学で有名ですね。本書を書く前にも「
直観でわかる数学 」と言う本を書かれているようです。
著者についてWikipediaで調べる→
畑村陽太郎W
数に強くなる
数学 新書 書籍
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