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機動旅団八福神 1巻

~あらすじ~
「僕はこれから、戦争に行く」戦時下にある、架空の日本。国を占領され、家族を失い、友も、故郷も、自我も、平穏も、恋も、夢も。すべてを失った8名の少年少女兵士たちは、「福神(ふくじん)」と名付けられた戦闘兵器に乗り込み、戦場へと出撃する!!
(Amazonより)

私の評価:

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~評論~
何だ!何なんだ!この漫画は!
私がこの漫画を読んだときに率直に思ったことでした。独特だけど確実な画風、つかめないストーリー、ギャグなのか分からない散りばめられたギャグ。この漫画のジャンルは何だろうか。シュールなギャグ漫画と見せかけて、深層には何か深いものがあるように思わせる感じられるとても不思議な漫画です。今までであったことの無い雰囲気の漫画であることは間違いありません。こんな漫画を2年間も知らなかったとは不覚と思わせるほどです。
とまあ、べた褒めなわけですが、これだけ異色ですと好き嫌いがはっきりと分かれる漫画という気がします。もし、あなたがこの漫画を読まれて最終的に嫌だと判断されたとしても何か普通の漫画と違うものを感じられることは間違いないのではないでしょうか。

作者のサイトLink

機動旅団八福神 (1巻)Link

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数に強くなる

~著者からのコメント~
この本を読んでほしい人
・「数字なんて大ッキライ」という人
・ 数字を見ると、ジンマシンが出てくる人
・ ビジネスマンの人(できるなら逃げたいが、仕事で数と向き合わざるをえない人)
・ 家庭の主婦(数学は苦手だったけど、数の世界には少し気がひかれる人)
・ 中学生、高校生、大学生(本当の「わかる勉強」がしてみたいと思う人)
・ 学校で算数や数学を教えている先生
・ 数や数学に、すっかり自信を失ってしまった人
(Amazon(本書)より)

私の評価:

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~評論~
404 Blog Not FoundLink で紹介されていて興味を持ったので買ってみました。(買った時期はまだ留年と確定していない2月でした。) しかし、漫画と違ってなかなか読む気がしないもので結局学校が始まってから本格的に読み出して(通学中の電車内や空き時間)、この間読み終えました。しかし、読み終えたのは良いのですが、なんとこの本を無くしてしまったのです。学校でなくしたかと思い、届出が出ていないか事務で聞いても無し。いまだ見つかりません。もし、本書の落し物がありましたらそれは私の本かもしれません。ちなみにさらに悲しいことに、この間まで無かったのに今日調べたところ学校の図書館に入っていました・・・。(まあ借りた本を無くしたらそれはそれでダメですが)

と、前置きが長くなってしまいましたが、最初に結論を言いますとこの本を読んだからと言って数に強くはなりません。(当たり前と言えばそうかもしれませんが) 本書を通して数と言うものを身近に感じることにより、数に強くなるのでは? と言うことだと思います。
私には本書が「数に強くなる」に繋がるのかと言われると疑問を感じずにはいられません。ですので、その点に期待しすぎるとつまらないと感じるかもしれません。留年した私の気持ちの中にもどこかそんなような感情があったので、率直な感想としてはあまり面白くは無かったと感じました。ただ、本書に書いてある作者の人生観や考え方と言う部分に視点を置くと面白かったなと後から感じました。(もちろん作中でニヤリとしたことはありましたが) まあ読む方は「数に強くなる」と言うタイトルと上についつい書いてしまいましたが、著者からのコメントにそんなに期待しないリラックスして読めば面白いのではないかと思います。
ちなみに著者の畑村氏は最近、失敗学で有名ですね。本書を書く前にも「直観でわかる数学Link 」と言う本を書かれているようです。

著者についてWikipediaで調べる→畑村陽太郎W

数に強くなるLink

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夏のあらし! 1巻

~あらすじ~
中学1年の夏、八坂一は祖父の家に泊まりに行く途中で喫茶店を発見した。あまりの暑さに耐えきれず喫茶店に入ると古風な黒髪の女性がそこでバイトをしていた。その女性に惹かれる一であったが、実はその女性は不思議な力をもつ幽霊!?だったのだ。

私の評価:

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~評論~
難しいですね。他での評価は高いが私は低い評価を付けたい。つまりは私は変人で他の人の方が正しいのか。まあそんなことを言っていたら評論できませんから私なりに良い点、悪い点を上げていきたいと思います。
私はこの漫画の作者である小林尽さんのデビュー作であり、連載中のスクールランブルLink は好きですし、この漫画のキャラクターも魅力的であると思うのですが、話がなだらかだからでしょうか、いまいちわくわくと心高ぶるということは読んでいて感じることができませんでした。いや、なだらかや和やか話が嫌いというわけではありませんし、そうだからと言ってわくわくと心高ぶらないかというと、それとこれとは別だと思います。もしかしたら自然とラブコメ、具ギャグ?路線のスクールランブルと比べてしまっているのかもしれませんが、どうも純粋な面白さが感じられませんでした。本の終盤で新キャラクター登場により多少私の中では気持ちが持ち直した感じはありましたが、本の最後では微妙だったかなと。キャラクターが良いだけに残念です。スクールランブルは好きなので、それに免じて評価は次巻に期待したいですが、私的には難しい・・・。悩んで悩んで星2つとさせていただきました。

夏のあらし! 1 (1)Link

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ツマヌダ格闘街  1巻

~あらすじ~
プロのイラストレーターを目指して上京した主人公、八重樫ミツルであったが、そこはなんと武道家のあふれるファイトタウンだった。謎の親切なメイドの登場、そして、ひょんなことから格闘に参加することになってしまったのだった・・・

私の評価:

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~評論~
あとがきに青年向け雑誌の連載は初めてと書いてありましたので調べたところ今までは小学生向けのコロコロコミックなど中心に描かれていたようで、私が小学生のときにコロコロコミックで購読していて読んでいた機獣新世紀ゾイドLink を描かれていただと知り、驚きました。ちなみにこの漫画は好きでしたね。
さて、この漫画についてですが表紙から中まで絵は綺麗で良く描かれていると感じました。ストーリーについてもなかなか良い感じで進んでいると思いますが、先が予想できそうなストーリーではあります。また、作中に出てくるメインである武術の数々ですが、これらについてはどこまでが本当でどこからがトンデモなのか、格闘技自体ほとんど興味の無い私には判断しかねますが、私は特に違和感を感じることはありませんでした。しかしまあこの漫画は格闘主体とは言え、何故か同居することとなった謎のヒロイン?であるナイスバディーなメイドのドラエさんで読者を釣っている感じは否めません。別にこれはだからといってマイナスというわけではなく私はプラスであると考えていますし、何より私もドラエさんに釣られた一人なのですから。
と言うわけで私の評価は先ほども述べたように今後のストーリー展開には少し不安があると言うことで星4つとしました。

っと・・・初めて批評と題して書いてみましたが、3月11日の日記Link に書いたように800文字以上は難しいものですね。私としてはなるべく内容を書かずに本の魅力や駄目な点を書きたいと思っていますので、やはり今後求められるのはより多い文章表現、語彙力、批評の鋭さなどでしょうね。今後書くときはこれらに注意して批評を書いていけたらと思います。

作者のサイトLink

ツマヌダ格闘街 1 (1) (ヤングコミックコミックス)Link

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世にも美しい数学入門

~あらすじ~
「美しい数学ほど、後になって役に立つものだ」数学者は、はっきりと言い切る。想像力に裏打ちされた鋭い質問によって、作家は、美しさの核心に迫っていく。
(Amazonより)

私の評価:

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~感想~
この本は数学者で国家の品格Wを書かれた藤原正彦Wさんと映画化された博士の愛した数式Wの原作を書かれた小川洋子Wさんの対話が本になっています。題名の「世にも美しい数学入門」は数学を面白く、分かりやすく解説するような感じがします。実際所々で数学の解説があるのですが、すべてがそれではなく博士の愛した数式の話を絡めたり、数学者の人生や生き方なども書いてあるので、いくら入門と言っても・・・と言う方でも大変読みやすいと思います。私はこの本を読んだ後に映画の博士の愛した数式を観たのですが、補足になり良かったです。

※この感想は12月に途中まで書いていてすっかり忘れていました。映画の博士の愛した数式も良かったので、感想を書けたらと思うのですが、それも12月に観たものだから書けるかな・・・。まあ感想自体そんなに気合いの入ったものを書いていないので書けると思いますけどね・・・。

世にも美しい数学入門 (ちくまプリマー新書)Link

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