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ウィットネス・プロテクション~証人保護~

~あらすじ~
マフィアのバットン、裏切られたと勘違いされ、家族もろともマフィアに命を狙われてしまう。しかし、そこを証人保護プログラムWで保護する代わりに法廷で証言して欲しろと司法取引を持ちかけられるのだった。

私の評価:

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~感想~
証人保護プログラムというのは以前テレビで見聞きしていましたが、今まで生きてきた人生を消し去り、まったく別の人間として生きることになるということの大変さが良く分かります。
また、この証人保護プログラムを通じて薄れていた家族の気持ちの揺らぎや、絆が深まったりといったものも描かれており、最後は「俺たちの戦いはこれからだ!」的な終わりなので、え、これで終わり?と思ってしまったわけですが、良い流れではあったのではないでしょうか。
まあ私などはマフィアなんていう堅気じゃない仕事やっているのがいけないんだよと思ってしまいますけれどね。(笑)

ウィットネス・プロテクション~証人保護~Link

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アイランド

~あらすじ~
2019年、リンカーンは大気汚染から救いだされ、完璧に管理された味気ない都市空間のコミュニティで暮らしている。安全で快適だけれど、退屈な日々。唯一楽しみは女性の居住棟で暮らすジョーダンとの心はずむ会話だけ...。ここで暮らす人々の夢は、地上最高の楽園「アイランド」へ行くこと、ときどき行われる抽選会が彼らの最大の関心事だ。しかしリンカーンはある日ふとしたことから、この都市空間の恐るべき真実を知ってしまう。逃げることだけか生き延びる手段と知った彼はジョーダンとともに決死の脱出に挑む!二人を捕獲するために組織された大規模なセキュリティーチームの容赦ない追跡、陸・空を駆け巡る息詰まる攻防!果たして彼らは、生き残るために、そして仲間を救うために逃げ延びることができるのか!?
(公式サイトより)

私の評価:

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~感想~
面白いですね。こういうの好きですよ。現実味のある話で怖いぐらいです。予備知識無しで見たので最初は何が行われて、どういう映画なのか分かりませんでしたが、話が進むうちにどんどん面白く感じました。

この映画の見所は人間は果てしない欲望を持っていると言うメッセージでしょうか、人間はその欲望で科学技術を誤った方向へ利用してしまうと言うことの悲劇、似たようなところで戦争と科学というのは相互作用して、戦争が起きることで科学が発展してきたと聞いたりしますが、これからの時代もそれは続くのだろうかと感じました。

ただ、登場するマックといい、黒人の人といい、場所場所で丁度良い具合に「いい人」が出てくるのができすぎている感じで気になりましたね。ちなみにスポンサーにマイクロソフトがついていたのかXBOXやMSNが登場しますのでチェック。(笑)

公式サイトLink
Wikipediaで調べる→アイランド (2005年の映画)W
アイランド 特別版Link

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ノルマンディー 将軍アイゼンハワーの決断

~あらすじ~
史上最大の作戦とうたわれる、ノルマンディー上陸作戦。連合軍最高司令官アイゼンハワーは、作戦を実行すべきか苦悩していた。決行すれば空挺師団の甚大な犠牲は明らか。しかし、勝利するためには不可欠な作戦だった。激しい戦闘が繰り広げられる中、アイゼンハワーに決断の時が迫る…。
(Amazonより)

私の評価:

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~感想~
アイゼンハワーが主人公の映画で、ノルマンディー上陸作戦までが描かれてますが、はっきり言って地味です。話の大半がイギリス首相チャーチル
Wやバーナード・モントゴメリーら将校らとの会議で戦闘シーンは一切ありません。
しかし、100万以上の若い将兵の命が最高司令官である自分の手に委ねられていると言う事への苦悩が良く描かれており、作戦を立案した後の決断がいかに重大な事であったかが伝わってきます。

私がこの映画で一番良いと感じたところは終盤にアイゼンハワーに人的損害は7割と予想されていたのに対し、2割であったと報告があったとき、それを良しとするのではなく、たった1人でも死ねばその家族親類にとっては100%なのだというナレーションが入ったところです。
私のイメージでは指揮をする将校というのは一兵卒の気持ちなど分からないという風に思い浮かべていましたので良かったと感じたのかもしれませんね。(フィクションかもしれませんが良い終わり方だったと思います。)


ノルマンディー 将軍アイゼンハワーの決断Link

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ヒットマン

~あらすじ~
エージェント47という名でのみ知られている冷徹なエリート暗殺者は、次の仕事のためにロシアに潜伏し、ターゲットであるロシアの政治家ミカイル・ベリコフを見事射殺する。しかし、密告によりインターポールとFSB(ロシア連邦保安庁)の双方から追われる身となる。いったい誰が密告したのか?なぜ自分が抹殺されなければならないのかを探るうち、その鍵を握る美しく傷ついた謎の娼婦ニカと出会う。自分を罠にはめた犯人を捜すためニカと行動を共にするうちに、彼自身の中に人間らしさが芽生えはじめる。しかしこれまで経験したことのないその感情こそが、彼自身にとって最大の脅威となっていく・・・。
(公式サイトより)

私の評価:

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~感想~
PCゲームが原作ということで私もその存在は知っていましたが、プレイしたことはありませんでした。
しかし、別に原作を知らずともまあ楽しめる作りになっています。(原作を知っている事でより理解出来るのかどうかについて、原作に準拠しているのかについては分かりませんが)

ですが、どちらかと言うとリアルではなく、無理がある映画です。たとえば、狙撃の際に4km先の標的に見事命中させて成功していますが、実際は1~1.5km程度がよいところですし、ヒットマン(エージェント47)の所属する組織の暗殺者は皆?後頭部にその組織の証なのかなんなのかは説明されませんでしたが、バーコードのような刺青を彫られています。これじゃ単純に考えてすぐばれそうです。(主人公は、というか暗殺者は皆スキンヘッドのようなので)
また作中で変装するといったこともありません。
逆にいえばそれだけ自分の身に危険が及ぶ、及んでも大丈夫だという自負の表れなのかもしれません。

また、ヒロインがいますが、なぜ殺さなかったのかというのもいまいち理解できませんでした。いたほうが都合が良かったようには思えず、明らかに感情の問題で生かしており、私としてはもっと冷酷なヒットマンを想像していただけに少し残念だったかなと。

ただ、このヒロインのニカ演じるオルガ・キュリレンコWの胸を何度か拝めますのでこれは良いサービスシーン?(笑)

設定など気にせず見ればアクションも派手さも良い感じで楽しめる事でしょう。(CIAとの関係、大統領の影武者設定についてが私にとってはよく分かりませんでしたので見る方はその部分は刮目してご覧ください・・・)


公式サイトLink
ヒットマンをWikipediaで調べる→ヒットマン (2007年の映画)W

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ダブルオー・ゼロ

~あらすじ~
『TAXi』のジェラール・ピレス監督による、「007」シリーズのパロディが満載のスパイアクション。ミサイル奪還のミッションを授かったふたり組。彼らが選ばれた理由は、「シークレットエージェントに見えない顔だから」というとんでもないものだった。
(Amazonより)

私の評価:

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~感想~
良くも悪くも気楽に笑えるバカ映画です。
スパイアクションという体裁をとっていますが、007のようなリアルさを求めてはいけません。最初から最後まで設定はおかしいのでつっこんでいたらキリがありませんので。(笑)
ですが、手を抜いているというわけではなくリアルっぽく見えるけれど、やっぱりギャグみたいな感じで、登場する兵器は比較的リアルだけれども設定がおかしいということです。そこが面白い要因かもしれませんね。

ただ、フランスでは「つっこみ」というものがないのかどうかはしりませんが、登場人物がボケたらボケっぱなしなので、つっこめよと思わずつっこみたくなるところがあるので注意。

最後に付け足すならば安易に下ネタばかり入れないでコメディで笑わせてほしかったかなと思います。


公式サイト(フランス語)Link
ダブルオー・ゼロLink

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