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シュルレアリスムと美術-イメージとリアリティーをめぐって展を見てきました

横浜美術館Link で開催中のシュルレアリスムと美術-イメージとリアリティーをめぐって展Link を見てきました。同美術館に行ったのは5月以来Link です。
そもそもシュルレアリスムとは何かと言いますと・・・私も良く分かりません。(笑)
まあよく知りたい方はこちらをご覧ください→シュルレアリスムW
何故、見に行ったかと言いますと、主な出展作品を見るとキリコ、エルンスト、マグリッドなど見てみたいと思っていた画家の絵があったためで、私の印象では面白い作品と訳が分からない謎な作品の集まりだなと思いました。タイトルと絵がどういう関係があるのか考えても分からないものが多かったり。(笑)
個人的に一番笑えたのは小学生の時誰でも一度はやる?教科書に書いてある人の写真にいたずらをする行為。それのような、ダヴィンチのモナリザにヒゲを付け足した作品。作者は失念しましたが、この作者はこの作品が美術館に飾られるなんて思っていたのでしょうかね。あとはやはり、上であげたキリコ、エルンスト、マグリッドの作品は面白かったかなと。特にマグリッドの絵なんて私にとってはピンポイントで好きな感じのものでした。なかなか見応えはあったのではないかと思います。ただ、こういった作品は考えるな!感じろ!と言う風に見た方が良いかもしれませんね。考えようとすると疲れるかもしれませんので。(笑)

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キスリング展を見てきました

昨日より横浜のそごうで開かれているキスリング展Link を今日、試験を終えた帰りに見てきました。(と言っても、まだ試験は1教科だけ来週の木曜に残っているわけですが・・・しかもその教科は強敵)
以前Link 、国立新美術館で見たキスリングの絵が良い絵だなと印象に残っていて偶然近場の横浜そごうで開かれることを知り、試験が終わったら行ってみようと思っていたのですが、せっかくだしと思い、行ってきました。平日とは言え、2日目でしかも小中高は夏休みに入っているのもありますし、場所も駅周辺なので混雑しているかと思っていましたら、意外に空いていてじっくりと鑑賞することが出来ました。やはり空いているほうが気兼ねなくゆっくりと見れますので空いているに越したことはありません。
このキスリングという画家の特徴はずばり肖像画で言えば目だと思います。目が独特で皆、彫が深いと言いますか、印象付ける目です。日本でのキスリングの本格的な回顧展は約15年ぶりだそうで、60点あまりの作品がありました。この方の絵はやはり目に特徴される肖像画や裸婦画など人物画の作品が秀逸だなと感じつつ、見ていたのですが、人物以外でで圧倒された作品があります。それは、魚(ブイヤベース)という作品で活きが良い獲りたての魚が網いっぱいに描かれている作品です。作品自体の大きさもさることながら、鮮やかな色彩と、まるで絵から飛び出してくるかのような立体感、そして、新鮮で美味しそうであること。この作品の前では結構な時間立ち止まりましたし、会場を出る前に戻ってもう一度じっくり見たほどです。そのポストカードも買いましたが、実物とは程遠く、目の前で見るのが一番であると思いました。
といったか感じで、さまざまな作品を堪能できて大変良かったのですが、国立新美術館で見たキスリングの作品が無かったことが少し残念でした。もう一度、ぜひ機会があれば目の前で見てみたいなと・・・。
あと、見終わった後に画集(2000円)を買うかポストカード(1枚100円)で我慢するか迷って結局、5枚ほどポストカードを買って帰ってきたのですが、画集買えば良かったかなと・・・。幸い販売所は入場券を買わなくてもいけるようなので、もしかしたら後日画集を買いにいくかもしれません。(笑)

キスリング展
Link

キスリングをWikipediaで調べる→モイズ・キスリングW

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エルポップ閉店

エルポップ



エルポップというのは茅ヶ崎におそらく唯一あった画材店です。中学の時、絵の具(アクリル)が無くなったら、そこに買いに行くしかないため(他の小売店ではだいたい水彩絵の具しか売っていない)、たまにお世話になりました。高校の時も美術の授業は取っていたので、たまにお世話になりました。そして最近、何を思ったのか、下手な絵を描いたりしてたので、お世話になりました。
数週間前から閉店セールと言うことで3割引だったのですが、私は最終日ならばもっと安くなるのではないかと思い、台風の今日まで毎日学校の行き帰りに横を素通りしていました。そして今日、台風が過ぎた頃に行ってみたのですが、お目当てのアクリル絵の具の白と黒が全滅・・・。まあ、白と黒が重要と言うことはよくよく考えれば分かることでしたが、わざわざ最終日まで待たなければ良かったと後悔しました。まあでも、絵の具と鉛筆と筆を買いましたが。
そして、夏休みにまた描くのを再開したいなと・・・。しかし、その前に試験がありますので、現在の私の立場上、頑張って乗り切らなくてはならないのは言うまでもないことです。

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水の情景 - モネ、大観から現代まで展を見てきました

先週はあんな事Link があって見れずに終わりましたが、今回はちゃんと見てくることが出来ました。しかし、横浜美術館に着くまでにトラブルが発生。今回私は横浜駅から美術館まで歩いたわけですが(先週は20分ほどでした)、なんと丁度半分ぐらい来たところで「もよおした」のです。何をもよおしたかは想像にお任せするというか想像なんてしなくて結構ですが、丁度美術館周辺(みなとみらい)は開発中でしてマンションなどのビルの工事があちこちでしているのですが、まだ手つかずのところも多く、道しかないようなものです。私はなんとしても美術館まで耐えるんだという一心でゆっくり歩いてどうにか美術館に到着。無事、用を足すことが出来ました。その時の達成感と感動はなんとも言えませんでした。
こうして私はどうにか尊厳を保つことが出来たわけです。

で、肝心の展覧会の内容ですが、微妙ですね。目玉であるモネW横山大観Wの絵は私には残念ながら私には余りよい物には感じられませんでした。それでは良かったのは何かというと福田平八郎Wの魚の絵とクールベWの波の絵かなと。波の絵(違う作品)は2月に行ったオルセー美術館展でも見ましたが、波の荒々しさと躍動感は素晴らしいなと感じました。ちなみに併せて常備展も見てきたのですが、ジョルジョ・デ・キリコWフランシス・ベーコンWの絵を見ることが出来て良かったです。
また、平日と言うこともあってか人が少なく自分のペースでゆっくり見ることが出来ました。

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美術館めぐり

今日は朝から1月にオープンしたばかりの六本木にある国立新美術館で20世紀美術探検Link黒川紀章展Link そして、今日から開催された異邦人たちのパリLink を、次に上野にある東京都美術館Linkオルセー美術館展Link を鑑賞してきました。
それで東京メトロに始めて乗ったのですが、丸の内線やら銀座線やら半蔵門線やらいろいろ交差して東京の地下は地下鉄網がはりめぐらされているのですね。ネットで路線情報を検索しなければサッパリでしたよ。それでなくても1度乗り間違えましたが。(笑)
それで最初に行った国立新美術館ですが、これはテレビでもいろいろ取り上げられていたのでご存知の方も多いかと思いますが、黒川紀章Wさん設計のもので大変ユニークですね。

国立新美術館


ちなみに私はクジラみたいなイメージを持ちました。もっと言えばLAST EXILEというアニメに登場するデュシスの戦艦も思い浮かべたのですが、誰も知りませんねきっと・・・。

それで最初に20世紀の美術探検を観まして、入ってすぐにポール・セザンヌWの絵がありまして、そこからしばらくは絵が続いてだんだんオブジェクトや、なんといいますか、フロア全体を取り込んだ空間的な作品などいろいろな作品が展示されていました。私的には絵に一番興味があるので後半は微妙でしたが、にやりとするような面白いと思う作品はいくつかありました。次に、無料だった黒川紀章展を観ましたが、無料でもかなり力が入っていましたね。とても無料とは思えないほどです。なんといいますか、この方の考える建物、都市設計はどれも斬新でユニークで、すごいの一言でした。次にこの美術館には小さいながらも美術関連の本の図書館があり貸し出しは出来ませんが、自由に出入りして観ることが出来て、これは良いなと思いました。ここが近くでしたら、ちょくちょく来たいなと思いました。
本当ならば、ここで上野へ向かう予定だったのですが、時間もあったのでせっかく来たということで、異邦人たちのパリも観ました。有名な方々の作品をはじめ、こちらは絵画が多く、みごたえがありました。展覧会の最後にグッズが売っていてポストカード化されている中で良かった作品3枚を購入しました。2枚は藤田嗣治Wの「画家の肖像」と「カフェにて」という作品、1枚はモイズ・キスリングWの「若いポーランド女性」という作品です。私はこの中で「カフェにて」というカフェで黒い服を着た婦人が手紙を書く前に考え事をしているような作品が一番好きですね。また、この展覧会では一番長く眺めていたと思います。
そして、上野の東京都美術館へ向かいました。上野はおそらく小学生以来で、山形の親戚の結婚式に行くついでに上野から寝台特急に乗って行ったのです。この美術館は上野公園内にあるのですが、上野公園周辺他にも美術館、博物館、芸大など学術関連の施設が多くあるので周辺を観て回りたいとも思ったのですが、そこまで時間がありませんでした。

東京都美術館
東京都美術館

ここで、オルセー美術館展を観たのですが、ここが一番混んでいました。日本には印象派Wの絵を好む人が多いのでしょうかね。逆に言えば混んでいたので良く観れたというのもありますが。感想は、すべてに言える事ではありませんが、私の印象からすると印象派の風景画は近くでまじまじと見るより少し斜めから観たり、遠くから観た方が美しい感じがしました。絵の見方は人それぞれでしょうから邪道もなにもないと思いますが、やはりおかしいかもしれません。(笑)
こちらでもポストカードを6枚買いました。マネWの「すみれのブーケをつけたベルト・モリゾW」、ゴッホWの「アルルのゴッホの寝室」、アルベール・バルトロメの「温室の中で」、ジュリアン=アドルフ・デュヴォセルの「目の飛び出した頭蓋骨」、ピエール=オーギュスト・ルノワールWの「ジュリー・マネ」、モローWの「ガラテア」の6枚で、買った後で気づいたのですが、ゴッホとデュヴォセル以外の4枚はすべて女性が描かれていました。先に購入した3枚のうち2枚も女性が描かれています。私は女性に飢えているのですかね。(笑) 1枚1枚解説していると長くなるので割愛しますが変わりにポストーカードの写真を載せておきます。(クリックすると拡大して見ることも出来ます。)

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アメ横で明日会う予定のちゅんちゅん会メンバーへのお菓子のお土産を買って(ひとつしたの長野旅行の日記を最後まで見れば分かりますが、お土産を電車において来たため。(もうあきらめました…))

アメヤ横丁入り口


家路に着きました。今回、まだ電車の定期券が切れていたなかったので、結構交通費は浮きましたが、それでも全部で5000円近く使いましたね。まあフィギュア1体でこれぐらい吹っ飛んでしまうこともあるので一般的な見方からすれば、このお金の使い方のほうがマシでしょうね。
あ、そうそう昼飯はどうしたかと言うと食べていません。食いしん坊の私自身驚きですが、ほとんどお腹が空きませんでした。いっぱいいろいろなものを見て心のお腹がいっぱいだったからでしょうかね。;-)

p.s この日記を書くのに2時間以上かかっていたようです・・・

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