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アイ,ロボット

~あらすじ~
今からわずか30年後の近未来、家庭用ロボットが人間のパートナーとして普及している時代。そしてさらに、革新的な技術による新世代ロボットが登場し、新たなロボット社会の夜明けを迎えようとする直前、そのロボットの生みの親であり、ロボット工学の第一人者、アルフレッド・ラニング博士(ジェームズ・クロムウェル)の殺人事件が起きる。容疑者は最新のNS-5型ロボットのサニー。“ロボット3原則”により、絶対に人間に危害を加えられないはずのロボットが犯人なのか? その謎を追及するシカゴ市警の刑事デル・スプーナー(ウィル・スミス)とロボット心理学者スーザン・カルヴィン博士(ブリジット・モイナハン)は、やがて、人類の存亡がかかった驚愕の真相に迫っていく……。
公式サイトLink より)

私の評価:

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~感想~
友人に薦められて観た。内容は特に斬新ということはなかったが普通に面白く、CGの綺麗さ(CG技術の進歩)が良く感じられた。
私はこの映画に登場するロボットの顔が気に食わなかった(気持ち悪いと感じていた)のだが見かけは同じで特別で感情を持っている物語の中心となるサニーのキャラクターの良さから物語の最後には良いと思うことができた。
また、このロボット達の忍者アクション(笑)は格好良く、主人公の乗る車も近未来的で格好良い。しかもタフ。これならどんな事故を起こしても大丈夫だろうと思ったが、そもそもこの時代では通常は自動操縦らしい。私が死ぬまでには免許がいらない時代が来るのかもしれないし、この映画のようにロボットが全部やってくれる時代もくるのだろう。そういうものを感じながら観ているとこれが本当に理想の未来像なのだろうか?とも思った。いや、まあ便利なら良いのですけどね。(笑)
個人的には登場するネコが良いニャン。(ぇ
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キッチン・ストーリー

~あらすじ~
1950年代初頭の北欧。ノルウェーの田舎に住む、年老いたひとり暮らしの男の元へ、スウェーデンの「家庭研究所」から調査員がやってくる。
調査員の目的は、“独身男性の台所での行動パターン”を観察するためだ。台所の隅に、男を見下ろす奇妙な監視台が設置される。
調査される男と調査員との間には、「お互い会話してはならない」「いかなる交流ももってはならない」などのルールが決められていた。最初は気を許さないふたりだったが、観察生活が続くうちに、男の生活に少しずつ変化が生まれてゆく・・・。
公式サイトLink より)

私の評価:

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~感想~
映画は淡々と進んで行きます。映画の舞台は映画のタイトルの通りキッチン、台所がほとんどで舞台は小さいけれども心温まるストーリーでノルウェーとスウェーデンの関係、歴史、違いなども分かりますし映画で実に生かされていると感じました。
また、この二人のやり取りにクスクスと笑えるユーモア、ブラックユーモアなところが沢山あり上で言ったように淡々と進みますが私を飽きさせませんでしたし、ああそうそういうことだったのかという伏線もいくつかあり上映時間90分という時間も実に適当な時間、ほどよい時間でよかったと思いました。
簡単に言えば「年老いた老人と中年男のちょっとヘンな生活」なわけですがそれだけでは語りきれません。それ以上の何かがこの映画には詰まっています。
また、DVDの特典映像の監督へのインタビューもなかなか面白く必見です。

キッチン・ストーリーLink 公式サイトLink

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チェ・ゲバラ&カストロ

~あらすじ~
年老いたカストロが若き日の革命に明け暮れた日々、盟友ゲバラとの思い出などの回想が描かれている。

私の評価:

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~感想~
この映画の題名がチェ・ゲバラ&カストロとなっていてチェ・ゲバラを演じる俳優が以前私が感想を書いたモーターサイクル・ダイアリーズ でゲバラを演じたガエル・ガルシア・ベルナル だということもあり、モーターサイクル・ダイアリーズ の続編のような位置なのかと思ったのだが、
いざ、ふたを開けてみればチェ・ゲバラは物語の中盤あたりから出てくる脇役で主役はカストロである。
なので映画名は当てに出来ないしパッケージに騙されるなといった感じである。
内容もモーターサイクル・ダイアリーズに比べると劣るため両方見ようと思われた方はモーターサイクル・ダイアリーズ だけを見ておくほうが無難かと思われる。
また、モーターサイクル・ダイアリーズではスペイン語を皆喋っていたのだが、本映画では全編英語であるため不自然感は否めない。
だが、内容は史実をかなり忠実に?再現しているため、キューバ、中南米とアメリカとの関係や歴史を知るという意味では良い映画かもしれない。
また、チェ・ゲバラWカストロWキューバ革命Wなどを予習しておくと、理解が深まるだろう。
そして映画の最後も最後でまあ何とあと味の悪く共産主義は失敗だったというような感じで映画は終わる。カストロを描いているのに資本主義寄りの映画なのだろうか?この点が謎だ。でも全編英語なので納得しておくとしよう。(笑)
補足としてはヒゲを生やしている人物が多く登場するためよく見ていないとこんな登場人物いただろうかといった現象に陥るかもしれない。(笑)

チェ・ゲバラ&カストロLink

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モーターサイクル・ダイアリーズ

~あらすじ~
23歳の医学生エルネストは、親友アルベルトとともに中古のおんぼろバイクに駆(の)って南米大陸を縦断する冒険の旅に出る。それは金も、泊まるあてもなく、好奇心のままに10,000キロを走破する無鉄砲な計画だった。喘息もちなくせに恐れを知らないエルネストは、美しい茶褐色の瞳で出会うすべての人々を魅了する。そんな彼を支えるアルベルト。

冒険心、情熱的な魂、旅を愛する心でつながれた二人のゆるぎない友情。心をふれあったすべての人に、惜しみない愛を捧げた、エルネストの瞳に映る南米大陸の様々な風景。その記憶が彼の未来を変えた。
公式サイトLink より)

私の評価:

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~感想~
この映画では革命家チェ・ゲバラ が革命家を志すきっかけとなった旅を描いていてチェ・ゲバラについてまったく知らなくても充分楽しめると思います。
私自身、チェ・ゲバラという人物をこの映画で知りました。(正確にはこの映画がテレビで紹介されていて)
物語は親友アルベルトとともにバイクで南米をお気楽な自分探しの旅といった感じで始まり裕福な家庭で育ったゲバラが旅を進めるにつれて先住民の扱い、独裁政権の酷さという南米の実情というものを目にしていく、そして自分は何かをしなければ、何かを変えなければならないと感じるようになる。
この心境の変化、成長が見所です。また自分に正直なゲバラ、それに対し人生楽しければそれでいいというようなアルベルトの対照性や対立も見所ですね。
あと、様々な南米の美しい風景を見る事が出来ることも良いところですね。
そして忘れてはならないのは泥に突っ込む、カーブで横転する、牛に突っ込むというバイク事故のシーンでしょうか。かなりリアルですし、よく身体がもつなと思いました。(バイクもタフです。映画の中盤から後半あたりで壊れましたが・・・)笑っちゃいけないところですがこれほど事故が多いと笑ってしまいます。
しかし、なかなかいろいろと考えさせられる映画でした。

モーターサイクル・ダイアリーズ 通常版Link 公式サイトLink

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Ray/レイ

~あらすじ~
レイ・チャールズの音楽に対する愛と情熱はどのようにして生まれたのか? その成功の影にあったドラマチックな私生活とは? そんな黒人ミュージシャン、レイ・チャールズ一生を描いた作品である。
公式サイトLink より(一部改変))

私の評価:

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~感想~
私はレイ・チャールズという人が黒人の盲目のピアノを弾く歌手という事しか知りませんでした。
私は曲がりなりにもピアノが弾きますが、盲目と言うハンデを持っていてもピアノが弾け人々に共感を与える歌が歌えるなんて本当にすごいと感じました。
この映画ではレイ・チャールズが歌手になるために故郷から出て行くところから始まり子ども時代とフラッシュバックしながら映画は進んでいきます。
そして盲目というハンデを乗り越えようとする、しかし子どもの頃溺死しようとしている弟を助けられなかった記憶がよみがえり苦悩する姿、成功を裏目にクスリにおぼれていく姿、多くの女性と不倫関係を持つ姿というものが見受けられます。
この3つの姿が大きなポイントだと思います。
それから様々な曲が聞けることもポイントですね。
また、レイ・チャールズを演じるジェイミー・フォックスはレイ・チャールズご使命、本人も3歳からピアノをやっていた事もあり、かなりの名演技、まさにレイ・チャールズの魂の乗り移った演技だと感じました。2004年度アカデミー主演男優賞をとっただけのことはあります。
映画を観終わった後にはレイ・チャールズ本人の歌声が聞いてみたくなること間違いなしです。

Ray / レイLink 公式サイトLink

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