1年ぶり、いや、もっとでしょうか、久しぶりにデータを発掘しなければならないという事で何枚かフロッピーディスクをドライブに入れましたが、結局目当ての物は見つかりませんでした。残念。
思い起こせば、私が小学生の頃(1998年頃)に初めてワープロやパソコンにまともに触れたとき、保存媒体と言えば、それはイコール、3.5インチのフロッピーディスクでした。今考えれば1.44MBという恐ろしく少ない容量の中に色々なデータを入れた事を思い出します。特に活躍したのは中学の時(2000年)でしょうか、その頃には既に容量650MBのCD-RWがある程度広まっていましたが、手軽さの上ではフロッピーディスクだったと記憶しています。その小さな容量の中にたわいない文章や容量の小さいMIDIや画像などを入れて中学の科学部でコンピュータ室を使用したときに遊んでいた事が懐かしく感じます。
今やDVDやブルーレイ、手軽さではUSBメモリが大変安価になり、フロッピーディスクなど過去の遺物となり、ドライブすら自分で外付けや増設しなければならなくなってしまいました。日本のメーカーもフロッピーディスクやドライブの事業を撤退しつつあります。別にフロッピーディスクが良かった、昔の方が良かったなんて言うつもりはありませんし、そんな事自体、自分自身は思っていません。
ですが、容量は小さくとも、今よりも夢が詰まっていた気がします。
あの頃と全く同じ夢を持つ事は不可能ですが、それに勝るような夢を持つ事は今からでも可能だと思うのです。
私はそうなりたい。
そうなりたい、今日この頃。
あ、それと一つ、ドクター中松はフロッピーディスクを作っていません。フロッピーディスクにほんの少しかするような物を発明しただけです。(詳しくはWikipediaにて→
中松義郎とフロッピーディスク )
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