一年の総括

さて、今年もあと10時間ほどとなりました。そこで最後に総括を行いたいと思います。(毎年やっていますが)

今年は1月の試験に対する無気力から留年が日記に浮上し、3月に留年が確定するなど、悪い始まりとなった年でした。今、1月の日記を見直したのですが、本当に馬鹿らしく、恥ずかしくも感じました。まあ日記というものはそう言う性質を持つものだとは思っていますが、痛い、心が痛いです。
私は日記にその時の感情や情景を100%記録しているわけではありません。そもそも100%など無理な話でしょう。仮に事細かく記録していたとしても、読み返して100%その時の思いがよみがえるなどありえません。あくまで、記憶を補てんするに過ぎません。ですので、今一通り読み返すと、どうしても時間という距離を置いて以前の自分を遠くから眺めるという感じになります。そうして眺めると、その時真剣に書いた文章でも今見返すと頭がおかしいんじゃないか?と感じるものや、自分の頭の切り替えの速さに驚いたりします。
ですが、それは時間という距離を置くことで見ることが出来る本当の自分、自分の側面なのかもしれません。
この文章だって1年後にはどう感じるのか分かったものではありませんから。(笑)

とまあ留年に関する話はこの程度にして、他の面で2007年を振り返りたいと思います。(留年で始まり留年で終わった1年という総括は嫌ですから…)

次にキーワードになるのが、美術(芸術)Link かなと。
去年行ったスーパーエッシャー展Link (正確に言えばGoFa fa-rm005 村田蓮爾展Link )を皮切りに今年は11の展覧会へ足を運びました。また、新日曜美術館Link迷宮美術館Link美の巨人たちLink など芸術系の番組も見るようにもなり、それに加え、絵を描くなど創作活動もするようになりました。(と言ってもそれは3月で筆が止まっていますが…)
来年も今年のように興味のある展覧会に足を運べたらと思います。(また出来れば絵描きも再開したいかなと…)

そして、最後にダイエットLink でしょうか。
9月21日Link から始めたダイエット。それがうまくいき、11kgの減量に成功。休みに入りリバウンドが懸念されましたが現在も何とか70キロ未満を保っています。
これは来年も続けていき、右のサイドバーに体重グラフがありますが、60kgを目指して頑張りたいと思います。

あと、キーワードと言うには少し厳しいですが、旅行Link でしょうか。2度しか行っていませんが(2度も行ったとも言える)、貴重な思い出、貴重な体験となりました。企画してくれた友人らに感謝。ありがとう! そして、代金を出してくれた両親もありがとう!

今年を総括するとこんなところでしょうか。
キーワードは「留年」 「美術(芸術)」 「ダイエット」 「旅行」
留年という印象が強い1年であったことは否めませんが、こうやってみると意外と色々なことがあったのだと実感します。


ちなみに数値で今年と去年、一昨年を比べるとこのような結果になりました。
今年、書いた記事はこの記事を含めると199です。おしい、1足りない。(笑)
ですが、去年は301、一昨年は286(日記自体が2005年3月から始めたので10ヶ月分です)。

まあ私自身明らかに投稿する量が減っていることには気付いていましたが、どうなのでしょう、199という数字は。1ヶ月平均にすると16.6。まあ2日に1回程度書いているということですので、これぐらいを維持できれば良い気もします。

むしろ、今までが多かったのではないかと。去年のを1ヶ月平均にすると25.1日、一昨年は28.6日。
つまり、年々投稿数が減っていると言うことになりますが、別に日記に対する意欲やちゅんちゅん会に対する思いが薄れている等と言うことはありません。何せトップページはつい最近リニューアルしたほどですからね。

では何故投稿数が減っているのかというと無駄なことを投稿することが減ったのが原因ではないかと。初年度などは私の周りで起きた小さいことから大きいことまで余さず書いていたのと、どんな小さな事でも毎日更新すべきだと力んでいたのだと思います。それがだんだん薄れ、必ず毎日更新しなくとも濃い記事を投稿すればよいのではないかと言う思いが強くなってきてそれが表面化した結果です。ただし、大して濃い記事にはなっていないわけですが…。

まあ時が経てば考えも変わり、熱意の形も変わります。
私は、続けるという意志が大切なのだと思います。

というわけで思ったよりも長い文章になりましたが、今年一年の総括を終えたいと思います。

では皆様、良いお年を!

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ウェブ時代をゆく ─いかに働き、いかに学ぶか

~あらすじ~
現代は、江戸から明治に匹敵する「時代の大きな変わり目」だ。ウェブという「学習の高速道路」によって、どんな職業の可能性がひらかれたのか。食べていけるだけのお金を稼ぎつつ、「好き」を貫いて知的に生きることは可能なのか。この混沌として面白い時代に、少しでも「見晴らしのいい場所」に立ち、より多くの自由を手にするために――。オプティミズムに貫かれ、リアリズムに裏打ちされた、待望の仕事論・人生論。『ウェブ進化論』完結篇。
(Amazonより)

私の評価:

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~感想~
まず、最初に私は著者の著書であるウェブ進化論Link は未読です。話題になっていたことは知っていましたが、その時はそれほど気にならなかったので読みませんでした。それで今回ネットで話題になっていた本書を読み、順序は逆となってしまうのかもしれませんが、読んでみたくなりました。

読み始めの印象は何だか小難しいものが書いてあり、もっと読みやすい本だと思っていたので読み進めるのがつらそうだということ。(まあ最初は概論、外堀から埋めていくので仕方のないことかもしれませんが)
また、私はネットの世界で食っているわけではありませんが、実世界よりもネットの世界に浸かっていると思っていました。ですが、本書はネットという実世界とは別の世界でどういう生き方(食っていくか)をすれば良いかを著者のネットでの生き方と絡め、様々な実例をあげたり、モデルを提唱していくという趣旨なので、どうにも趣味レベルでネットに浸かっている私にとっては同じ世界にいても住む世界が違うと言いますか、実例に上がる方々がどの方も素晴らしい方ばかりなので突き放されている印象を受けました。(実際その通りなのでしょうけれど…)

しかし、私は電子情報系を学ぶ学生であり、こういう世界に興味を持っているので、読み進めて「ああ自分もこういう世界で食い扶持を見つけて生きて行けたらな幸せだろうな。」などとも改めて思いました。具体的にどのように生きればよいのかについては「高速道路とけものみち」という話や「ロールモデル思考法」など著者が提唱、考えをまとめているわけですが、結局の所、どのようにすれば生きられるかと言いますと、

いかに、熱中できるか。好きを貫けるか。

と言うことだと、そういったことが本書に何度も書かれていましたし、実際私もそのように感じました。これはロールモデル思考法と重なりますが、ロールモデル思考法とは簡単に言うと自分が好きだと思っている人の生き様、好き感じている様々な事柄に対して、なぜ好きなのかを自問し、考えどこに惹かれているのかを判明することにより、「自分の好き」の断片を集め、情報を取捨選択し、それを固めることで具体的に「自分の好き」とは何のなのかを見つけるというものです。
これは考えとしても実践としても悪くないと思いますが、仮にロールモデル思考法により、とりあえず何となく「自分の好き」が分かっても私の場合、それに+難題があると思います。

それは、「やる気」

いや、好きなだと思ってもやる気がなければそれは好きと違うのではないかと思われるかもしれませんが、私にはそう思えません。それとこれとは別ということです。まあ、そんなことについては個々でどうにかしてくれということで、こればかりは本書や他の本でいくら熱弁されても本人の気持ちの入れようであり、どこでそのスイッチが入るかなど人それぞれで書かれても無駄な事でありますが、私はそれが一番難しいと思ったので書いてみました…。まあ、それは私が単に横着者なだけでしょう。(笑)
(恥ずかしながら最近私もそれが理解できるようになってきました…)

話がずれてしましたが、結果的に言うと本書は読み進めやすかったですし、関心のある事柄ばかりで飽きることはありませんでした。ですが、それは私が趣味レベルながらもネットに対して大きな興味、関心があり、何よりもそういった世界で生きられたら幸せだろうと考えているからであり、それほど関心のない方にとってはそこまで面白いとは感じず、それを喚起するような内容とはなかなか言い難いのではないでしょうか。著者がどこまでの層に対して向けて書かれているのか分かりませんが、そう感じました。ただ、未読ではありますが、それについては以前書かれたウェブ進化論を読めば良いことなのかもしれません。本書はウェブ進化論の完結篇という位置づけらしいので。というわけで冒頭でも書きましたが、近いうちにウェブ進化論を読めたら呼んでみたいと思います。
他にもすばらしい話は沢山載っていて取り上げたくも思いますが、自分が特筆すべきだと思ったところを取り上げてみました。
(実は1週間ほど前に読み終わっていたのですが、なかなか感想を書く機会というか、書く気が起きず年末に書くこととなってしまいました。(笑))


著者、梅田望夫さんのブログLink
梅田望夫さんの情報をWikipediaで調べる→梅田望夫W

ウェブ時代をゆく ─いかに働き、いかに学ぶか (ちくま新書 687)Link

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トップページリニューアル一応完了

トップページのみリニューアルしました。
どうでしょうか、以前と比べて・・・まあ不満な方もおられるかもしれませんが、我慢してください。(笑)
一応普通に使う分には問題ない程度になっていると思います。
おそらくまだ修正点や改善点があるでしょうが、区切りを付けないといつまでもリニューアル中となってしまうので、区切りを付けておくこととします。

来年に試験を終えたら赤石倶楽部もリニューアルできたらと思います・・・。新コンテンツも・・・。

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アンカー展へ行ってきました

現在Bunkamuraで開催中の19世紀のスイスの画家アンカーのアンカー展Link を見てきました。今日が今年の授業の最終日でして帰りに寄り、その時、時刻は2時半頃でした。思っていたよりも空いていたためゆったりと時々イスで休みつつ作品を鑑賞することが出来ました。Bunkamuraというと去年の12月16日にエッシャー展へ行ったLink ことが思い浮かびますが、やはり休日と平日の差は大きいと言うことなのか、人気の違いもあるのか分かりませんが、なるべく行くことが出来るならば展覧会は平日に行くべきだなと感じます。

さて、内容についてですが、写実的で美しい。それ故にそれほど表現方法に目新しさは感じられませんが、当時の人々の過程の日常、特に児童の絵が多く、その着眼点が面白いなと感じました。これはアンカーが教育に対し、強い関心があったことが影響しているそうです。何よりもその作品1つ1つに温かみが感じられ、温かさで心が満たされました。私としては全体的にこういう印象を受ける展覧会というのは初めてだったかもしれません。
作品から刺激を受けるのではなく、作品の雰囲気を肌で感じるように、心を落ち着かせることができ、ゆったりとスイスのぬくもりを感じられる展覧会でした。

ちなみに図録を買おうか迷ったのですが、今回はポストカード6枚買ってすませました。ポストカードは1枚100円なのでお得という面では図録を買った方が良いのですが、何でしょう、金銭的問題が一番ですが、まあ気分でポストカードで良いかなと。(笑)

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靴を買いました

先週、靴の側面が破れたLink と日記に書きました。今日は補講が無かったため休みでしたので、靴を買ってきました。ちなみに私の足のサイズは26.5でまあ普通?なのですが、足幅が広いため幅広の靴に限定されるのが困るところですね。専門店などに行けば取りそろえてあるのでしょうけれど、そこまで行くのが面倒なので、だいたいいつもそれなりに幅広の靴が置いてある同じスーパーの売り場で買っています。今履いている靴や以前履いていた靴がいまだ陳列されていることもしばしばあるので定期的に種類を変えて欲しいところです。別にそれほど靴にこだわりはありませんが、最低限それなりに気に入った靴を買いたいですからね。
今回買った靴はまあ無難なもの・・・ですね。他の店も回ればもっと良いものがあったかもしれません。

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