ベルギー幻想美術館展に行ってきました

BunkamuraLink で9月3日から10月25日まで開催されている、ベルギー幻想美術館 クノップフからデルヴォー、マグリットまで 姫路市立美術館所蔵Link を見てきました。
10時半入館して空いていたのもあり、1時間ほどで見終わりました。

一部ではごたごたがあって、急遽、展覧会が変更となり、全て姫路市立美術館所蔵のベルギー幻想美術館展になったという批判が上がっていたのですが、私は結構好きな展覧会でした。

入館してまず目に入る紫のライトアップ、何だか幻想的で展覧会を見に来たのだなと改めて感じさせる演出で良かったです。

ジャン・デルヴィルLink 、第2章のフェルナン・クノップフLink 、第3章のフェリシアン・ロップスLink の作品はまずまずの好感を持ったのですが、アンソールの作品は好感というか風刺画が面白かったです。上もしたも汚染だらけとか、悪い医者とか絵を見ただけだと何があったのだと思わず笑ってしまう感じです。

第4章では私の好きなルネ・マグリットWの作品群が出てきたのですが、先月のだまし絵展Link でもマグリットの作品は見たため、若干、見過ぎという感じは否めませんでした。ただ、生活の術という作品のまんまるの顔がなんとも他の作品とは違うシュールさを感じました。

そして、最後にポール・デルヴォーWの作品群でしたが、私は以前テレビの番組の特集で見たときは何だかどこか不安でこわい絵だと思っていました。実際に作品を見てもどこか機械的で寂しくこわい印象は受けるのですが、作品に出てくる女性が機械的な死んでいるような感じがするのはブリュッセルの移動動物園で見た機械仕掛けで動く人体模型がモデルだからなのだそうです。それを知ってなるほどなぁと思い、何故か少し安心しました。(笑)

広告の目玉とされている海は近いをはじめ、クロード・スパーク『鏡の国』のための連作は鏡の国自体は読んでいませんが、雰囲気がとてもマッチしている感じがしてどれも悲しさが溢れていて好みでした。
しかし、デルヴォーは裸体描きすぎ(笑)
この展覧会でどれだけ裸体画を見たのだろう…

まあそんな感じの展覧会でしたが、意外と見られる、そして、デルヴォーという人の作品を見つめ直した展覧会となりました。ちなみに愛媛市立美術館の図録が1000円、この展覧会のパンフレットもどきが400円でセットで100円引きとなり1300円で購入しました。

ふわふわっとした幻想とは違う気がしますが、幻を味わいたい方は是非、足を運んでみてはいかがでしょう。
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献血43回目

前回の献血Link で上限となってしまったため、しばらく間が空いてしまいましたが、解禁となった今日、早速成分献血を行いました。
行ったのは良かったのですが、午前中に行けば粗品がもらえたのを忘れており、午後に行ってしまいました。
次回は午前に行こうと思います。

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フランス絵画の19世紀を見てきました

横浜美術館Link で開催中のフランス絵画の19世紀を見てきました。
フランス絵画の19世紀、ポスター


自分には合わないだろうな…と思いつつ、横浜美術館で近場という事で、前売り券を買ってあったのですが、行くのが展覧会数日前となってしまいました。だいたい1時間20分ほどで見終えました。(平常展を含む)

結論を言うと、やはり自分には楽しめない展覧会でした。
こういうアカデミズム系というか、キリスト教と大きく関わっている作品というのは、ある聖書の場面の一部分、つまり小説の挿絵を見ているようなものであり、聖書を知らなければ楽しめないのも当然という事になってしまうのかなと改めて感じました。

ですので、平常展の方が個人的には楽しめたかなと思います。小山敬三Wの浜降祭なんて地元の祭が題材の絵があり、親近感を覚えました。(ちなみに小山敬三はアトリエが茅ヶ崎にあり、茅ヶ崎市の名誉市民であり元々ゆかりはあります。)

旧約聖書、読もう…

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トラ・トラ・トラ!

~あらすじ~
1941年12月未明、真珠湾急襲に出た日本軍。それを探知していながらも防ぐことができなかったアメリカ軍。暗号<トラ・トラ・トラ=真珠湾攻撃に成功せり>とともに日米両国は太平洋戦争に突入していく…。
(Amazonより)

私の評価:

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~感想~
私はこの映画をなんとなく聞いたことはあったのですが、今まで見たことがなく、もう40年近く前の映画のため、大した期待もしていなかったのです。(以前、かなり不公平で雑な考証の描かれ方をされたパール・ハーバー (映画)Wを見たためというのもあります。)
しかし、この映画を見て、40年も前にこんなにも日米を公平に扱い、史実に基づいた日米共同で制作された映画があったのか!という衝撃を受け感心しました。史実に基づき、実在の人物が多数出てくるので、その方々の経歴や真珠湾攻撃に至る過程をあらかじめある程度知っておかないと、なかなかこの映画だけで理解する事は難しいかと思いますが、それを抜きにしても撮影セットの戦艦、空母、戦闘機などリアルにできており、これがCGではなく、実写(模型もありますが)というのは大変な驚きです。
私はどうも今まで古い作品というものに興味を持てなかったのですが、古い=劣っているという考えはすぐに捨てなければならないと再認識させられました。
私は今の業界を見ると、こういった作品は日米ともにもう作られないのではないかと思います。それは残念な事ではありますが、だからこそ、日米開戦の序章を見るに当たってはこの作品は見なければならない作品であると考えます。
もし、あの戦争に興味があり、見ていない方がいましたら、是非、ご覧になってください。よろしくお願いします。

ちなみに私は出演された俳優さんで印象に残ったのは淵田美津雄W海軍中佐を演じた田村高廣Wさんです。部下から慕われる指揮官像のようなものが良く表れていて、いいなぁと感じました。


トラ・トラ・トラ!をWikipediaで調べる→トラ・トラ・トラ!W

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2週間も冷蔵庫に放置したバナナ

この前、は1週間放置したバナナLink について書きました。
今回、研究室にしばらく行かなかったため、2週間も冷蔵庫にバナナをする事となってしまったのですが、2本は完全に崩壊し、もう2本はかろうじて食べる事ができました。

※私は腹を壊すことなく食べることができましたが、2週間放置したバナナを食べる際は自己責任でお願いします。(しかし気分的な問題のためか、調子が悪い感じはしました。)

写真も撮影したのですが、グロいので見たい方のみ、見てください。

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2週間放置したバナナ


2週間放置したバナナ


右端のバナナを食べました。

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