※選管発表順で、候補者の名前をクリックすると公式サイトを見ることが出来ます。
斉藤 幸子 (国民新・新)
見たところ参議院選に向けて公式サイトを作られたようです。外見は良くまとまっていると思います。色彩も理念とマッチしているようですし。ただ、内面(ソース ※1)は、あまりよろしくないかなと。まず、XHTMLではない。(※2) 次にCSS(※3)も部分的な設定しかしていなく、テーブルタグを使っていること。
まあしかし、多くの方はそんなことは気にしませんし、見る分には全く問題ないわけで、最初に書いたように外見は良いですし、読みやすく分かりやすいと思います。最後にあえて言うならば、メニューのリンクがクリックしにくいことかなと。設定を少し変えれば、クリックしやすくなりますので。ちなみに、ソースを見ると隠された面白いものが見ることが出来たり・・・。(笑)
総合評価:90点(100点満点)
※1 家で例えるならば基礎や柱、ネジなどの外からは見えにくい物のことです。どういうものかは適当なホームページで右クリックしてメニューのソースを表示というのをクリックすれば、どういうものか分かると思います。
※2 ホームページを構成する形式が古いと言うことです。
※3 ※1と同じように家で例えるならばCSSは家の色彩やデザインの設定をする物のことです。
和田 茂 (社民・新)
こちらも参議院選に向けて作られたホームページのようです。まず、ページの外見についての弁解?が書かれていますね。でも、政策は一切関係無しに見るという趣旨ですので一切容赦しません。(笑)
これは言うのもどうかと思いますが、ドメインから費用を削っていることが伺えること。ドメインというのはURL、ホームページのアドレスのことでhttp:www.○○○.com/のことであり、comの部分をTLD(トップレベルドメイン)と言いますが、その部分がinfoであること。infoというのは人気が無く一番安いのです。と言っても年間数百円~数千円の差ですが。
さて、本題の中身に入りたいと思います。まず、パッと見で分かることが、候補者の写真が荒いこと。第一印象というものは重要であることは言うまでもないと思いますが、この写真は元の写真を設定で機械的に拡大しているため、どうしても荒くなってしまいます。その下のスーチーさんとの写真はさらに荒いことが良く分かると思います。しかし、何故か他のページに載っている写真は逆に機械的に縮小させている写真が多いと言うこと。これは実に無駄なことです。何故かと言いますと、大きな写真ほど読み込む時間が長いのです。ですから、その大きな写真を読み込んでから機械的に縮小させてしまうと言うことは読み込むだけ時間の無駄であり、後から縮小するぐらいならば最初から、そのサイズで載せれば良いのです。そうすれば読み込む時間は短くなり、写真がなかなか表示されないと言ったこともないでしょう。
他にも色々突っ込みたいことがあるのですが、あまり長くなってもよくないので、簡単にまとめたいと思いますが、内面は最初の候補者のレベルより下。ページ自体はそれほど見にくくはないと思いますが、こと。あまりに内容が無くてもどうかと思いますが、多く文章がそれも小さく書いてあるだけで見る方の見る気が失せてしまいます。ですので、ほど良い文字の大きさ、ほど良い文字数というのが求められると思います。
総合評価:60点
溝口 敏盛 (新風・新)
この方は独自のサイトは持っていないようで、政党のサイトの神奈川県本部のページがその役割になっている模様です。既存のtDiaryWというブログであり、これはテンプレート使ったものなのかどうかは分かりませんが、文字の大きさも大きく、見た目も悪くありません。ただ、それ以前に公式サイトを持たないのはどうなのかなと。よって評価は不能とさせていただきます。
畑野 君枝 (共産・元)
まあ見た目としては普通だと思いますが、字がある程度大きく見やすいです。また、QRコード(携帯で読み込むマーク)があったり、RSS(更新情報を配信するシステム)を配信していること、携帯用ページがあるなど細やかな点は評価できます。ただ、日記(支援者の日記?)はまぶしすぎます…見にくいことこの上ない。内面についてはまあ最初の候補者と同レベルかなと。
総合評価:80点
水戸 将史 (民主・新)
まず、先ほどふれたドメインについて話したいと思うのですが、これはあまり好ましくない。仮にも県議を3期務めた方なのですから、ドメインぐらいは持っていて欲しいなと思います。(そこまで気にする人がいないであろう事は分かりますが…)
このサイトの問題点は横幅が広いと言うこと。これが何を意味するかと言いますと、画面が小さいモニターだと横スクロールバーが出現するはずです。これは横にずらさなければ見れない物がある事を意味しており、一般的にはあまり好まれないでしょう。既に述べた候補者たちのサイトではある程度の広さに抑えられているので、特に何もいいませんでしたが、これは広すぎます。
それ以外は文字も見やすく、ビデオも見ることができたりして、良い感じではあると思います。内面はどうかと言いますと、なんとXHTMLを使っているのですが、CSSを一切使わずに設定をしていること。これは良くない。
総合評価:80点
松 あきら (公明・現)
はっきり言って、外見も内面もまったく問題が無いため、どう突っ込めば良いか分からないと言った感じです。見た目は見ての通り美しいですし、色調もよく調和していると思います。また、ブログや動画を配信しており、活動状況も良く見える。それに、ページ右上にある文字サイズ変更などユーザビリティ(サイトの使いやすさ)も良く考えられています。あと、RSSも配信している。内面についても綺麗なソースであるといえるでしょう。
総合評価:95点
牧山 弘恵 (民主・新)
こちらも上の候補者と同じく外見も内面も問題ありません。ただ、上の候補者のと比べると画像をあまり使っていないため、見栄えは若干欠けますが。また、トップページの画像がどのページでも表示されて見にくくなると言うことは否めません。内面についてもXHTMLを使った綺麗なソースです。(ブログシステムのようですが)
総合評価:90点
小林 温 (自民・現)
良い感じにまとまっていますね。多くの情報を分かりやすくまとめてあると思います。候補者の中で唯一、韓国語、英語翻訳に対応しています。(ただ、翻訳は中途半端な感じですが…) 内面につきましては、最初の候補者と同じで部分的にCSSの設定をしているところは頂けません。(RSSは配信していないようですが)
評価:90点
と言うことで、全8候補を公式サイトの出来で見るとこうなります。
1位(95点):松 あきら (公明・現)
4位(90点):小林 温 (自民・現)
牧山 弘恵 (民主・新)
斉藤 幸子 (国民新・新)
6位(80点):畑野 君枝 (共産・元)
水戸 将史 (民主・新)
7位(60点):和田 茂 (社民・新)
評価不能: 溝口 敏盛 (新風・新)
う~ん。見た目だけで言うと順位が変わるかなと思いますが、内面を含めますとこんなところなのではないでしょうか? とりあえず、私の中で1位は揺るぎありませんが、4位は悩むところですね。ちゃんと何は何点であるとか決めて採点すればもっと細かく採点できるでしょうが、私の直感で点数を決めていますので、点数よりも言葉の部分を見ていただけると幸いです。
ちなみに私は別にどこをひいきしているなどと言う意識は一切ありません。
あえて自分の考えを言うならば、まだ誰やどの政党に投票するかは決めていませんが、公明党と社民党は確実に無いと言うことです。この事からもひいきではないことが分かるかと思います。
さて、次回は比例区で出ている11の政党についても、同じように公式サイトで見てみたいなと思いますのでお楽しみに・・・。
ちなみに各候補者のデータを見たい場合は公式サイト以外にこちらがお勧めです。(他の区、全国の候補者のデータも当然あります。)
ザ・選挙 -JANJAN全国政治家データベース- 神奈川選挙区
あとYAHOO!のみんなの政治 もお勧めかなと。
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