それで東京メトロに始めて乗ったのですが、丸の内線やら銀座線やら半蔵門線やらいろいろ交差して東京の地下は地下鉄網がはりめぐらされているのですね。ネットで路線情報を検索しなければサッパリでしたよ。それでなくても1度乗り間違えましたが。(笑)
それで最初に行った国立新美術館ですが、これはテレビでもいろいろ取り上げられていたのでご存知の方も多いかと思いますが、黒川紀章Wさん設計のもので大変ユニークですね。
ちなみに私はクジラみたいなイメージを持ちました。もっと言えばLAST EXILEというアニメに登場するデュシスの戦艦も思い浮かべたのですが、誰も知りませんねきっと・・・。
それで最初に20世紀の美術探検を観まして、入ってすぐにポール・セザンヌWの絵がありまして、そこからしばらくは絵が続いてだんだんオブジェクトや、なんといいますか、フロア全体を取り込んだ空間的な作品などいろいろな作品が展示されていました。私的には絵に一番興味があるので後半は微妙でしたが、にやりとするような面白いと思う作品はいくつかありました。次に、無料だった黒川紀章展を観ましたが、無料でもかなり力が入っていましたね。とても無料とは思えないほどです。なんといいますか、この方の考える建物、都市設計はどれも斬新でユニークで、すごいの一言でした。次にこの美術館には小さいながらも美術関連の本の図書館があり貸し出しは出来ませんが、自由に出入りして観ることが出来て、これは良いなと思いました。ここが近くでしたら、ちょくちょく来たいなと思いました。
本当ならば、ここで上野へ向かう予定だったのですが、時間もあったのでせっかく来たということで、異邦人たちのパリも観ました。有名な方々の作品をはじめ、こちらは絵画が多く、みごたえがありました。展覧会の最後にグッズが売っていてポストカード化されている中で良かった作品3枚を購入しました。2枚は藤田嗣治Wの「画家の肖像」と「カフェにて」という作品、1枚はモイズ・キスリングWの「若いポーランド女性」という作品です。私はこの中で「カフェにて」というカフェで黒い服を着た婦人が手紙を書く前に考え事をしているような作品が一番好きですね。また、この展覧会では一番長く眺めていたと思います。
そして、上野の東京都美術館へ向かいました。上野はおそらく小学生以来で、山形の親戚の結婚式に行くついでに上野から寝台特急に乗って行ったのです。この美術館は上野公園内にあるのですが、上野公園周辺他にも美術館、博物館、芸大など学術関連の施設が多くあるので周辺を観て回りたいとも思ったのですが、そこまで時間がありませんでした。
ここで、オルセー美術館展を観たのですが、ここが一番混んでいました。日本には印象派Wの絵を好む人が多いのでしょうかね。逆に言えば混んでいたので良く観れたというのもありますが。感想は、すべてに言える事ではありませんが、私の印象からすると印象派の風景画は近くでまじまじと見るより少し斜めから観たり、遠くから観た方が美しい感じがしました。絵の見方は人それぞれでしょうから邪道もなにもないと思いますが、やはりおかしいかもしれません。(笑)
こちらでもポストカードを6枚買いました。マネWの「すみれのブーケをつけたベルト・モリゾW」、ゴッホWの「アルルのゴッホの寝室」、アルベール・バルトロメの「温室の中で」、ジュリアン=アドルフ・デュヴォセルの「目の飛び出した頭蓋骨」、ピエール=オーギュスト・ルノワールWの「ジュリー・マネ」、モローWの「ガラテア」の6枚で、買った後で気づいたのですが、ゴッホとデュヴォセル以外の4枚はすべて女性が描かれていました。先に購入した3枚のうち2枚も女性が描かれています。私は女性に飢えているのですかね。(笑) 1枚1枚解説していると長くなるので割愛しますが変わりにポストーカードの写真を載せておきます。(クリックすると拡大して見ることも出来ます。)
アメ横で明日会う予定のちゅんちゅん会メンバーへのお菓子のお土産を買って(ひとつしたの長野旅行の日記を最後まで見れば分かりますが、お土産を電車において来たため。(もうあきらめました…))
家路に着きました。今回、まだ電車の定期券が切れていたなかったので、結構交通費は浮きましたが、それでも全部で5000円近く使いましたね。まあフィギュア1体でこれぐらい吹っ飛んでしまうこともあるので一般的な見方からすれば、このお金の使い方のほうがマシでしょうね。
あ、そうそう昼飯はどうしたかと言うと食べていません。食いしん坊の私自身驚きですが、ほとんどお腹が空きませんでした。いっぱいいろいろなものを見て心のお腹がいっぱいだったからでしょうかね。
p.s この日記を書くのに2時間以上かかっていたようです・・・
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