[ カテゴリー » レポート ]

アンカー展へ行ってきました

現在Bunkamuraで開催中の19世紀のスイスの画家アンカーのアンカー展Link を見てきました。今日が今年の授業の最終日でして帰りに寄り、その時、時刻は2時半頃でした。思っていたよりも空いていたためゆったりと時々イスで休みつつ作品を鑑賞することが出来ました。Bunkamuraというと去年の12月16日にエッシャー展へ行ったLink ことが思い浮かびますが、やはり休日と平日の差は大きいと言うことなのか、人気の違いもあるのか分かりませんが、なるべく行くことが出来るならば展覧会は平日に行くべきだなと感じます。

さて、内容についてですが、写実的で美しい。それ故にそれほど表現方法に目新しさは感じられませんが、当時の人々の過程の日常、特に児童の絵が多く、その着眼点が面白いなと感じました。これはアンカーが教育に対し、強い関心があったことが影響しているそうです。何よりもその作品1つ1つに温かみが感じられ、温かさで心が満たされました。私としては全体的にこういう印象を受ける展覧会というのは初めてだったかもしれません。
作品から刺激を受けるのではなく、作品の雰囲気を肌で感じるように、心を落ち着かせることができ、ゆったりとスイスのぬくもりを感じられる展覧会でした。

ちなみに図録を買おうか迷ったのですが、今回はポストカード6枚買ってすませました。ポストカードは1枚100円なのでお得という面では図録を買った方が良いのですが、何でしょう、金銭的問題が一番ですが、まあ気分でポストカードで良いかなと。(笑)

commentComment [0] 

フィラデルフィア美術館展へ行ってきました

現在、東京都美術館で開催されているフィラデルフィア美術館展Link を見てきました。
東京都立美術館へ行ったのは今年の2月にオルセー美術館展Link を見てきた以来です。
この展覧会、一言で表すならば、幕の内弁当のような展覧会でした。どれがご飯でおかずかというのは人によりけりでしょうが、様々な時代、形式の絵を見ることが出来るのでお得と言えばお得なのではないでしょうか。
ただ、内容に関しては特にこれだ!と目に焼き付けるほどに感じる絵はありませんでした。(と言いつつ図録を買いましたけれど。(笑))
個人的にはクールベとピサロ、ルノワール辺りが好きだったかなと。あと、ルソーの描く動物はかわいいなと。ルオーの絵も独特な作風が印象的でしたし、オキーフのユリなんか実物を見られて良かったと思いました。どちらかというと特に好きな画家の絵以外は知っているけれどテレビあるいは本、ネットなどでしか見たことのない画家の絵、聞いたことのない画家の絵を見られたことの方が大きな収穫だったかなと。
なんだかんだ言っても、やはり楽しめたから図録を買ったのだと思います。(お得感に釣られた気がしないでもありませんが。)
ちなみに平日の午後でしたがそれなりに混んでいましたね。先に進むにつれ徐々に空いてきた感じではありましたが。だいたい1時間15分ほどで見終わりました。
また、近くの国立西洋美術館でムンク展や上野の森美術館でシャガール展、国立博物館で大徳川展等々開催されているのですが、それほど興味はなかったので、ここ1カ所をみて帰ってきました。

commentComment [0] 

シュルレアリスムと美術-イメージとリアリティーをめぐって展を見てきました

横浜美術館Link で開催中のシュルレアリスムと美術-イメージとリアリティーをめぐって展Link を見てきました。同美術館に行ったのは5月以来Link です。
そもそもシュルレアリスムとは何かと言いますと・・・私も良く分かりません。(笑)
まあよく知りたい方はこちらをご覧ください→シュルレアリスムW
何故、見に行ったかと言いますと、主な出展作品を見るとキリコ、エルンスト、マグリッドなど見てみたいと思っていた画家の絵があったためで、私の印象では面白い作品と訳が分からない謎な作品の集まりだなと思いました。タイトルと絵がどういう関係があるのか考えても分からないものが多かったり。(笑)
個人的に一番笑えたのは小学生の時誰でも一度はやる?教科書に書いてある人の写真にいたずらをする行為。それのような、ダヴィンチのモナリザにヒゲを付け足した作品。作者は失念しましたが、この作者はこの作品が美術館に飾られるなんて思っていたのでしょうかね。あとはやはり、上であげたキリコ、エルンスト、マグリッドの作品は面白かったかなと。特にマグリッドの絵なんて私にとってはピンポイントで好きな感じのものでした。なかなか見応えはあったのではないかと思います。ただ、こういった作品は考えるな!感じろ!と言う風に見た方が良いかもしれませんね。考えようとすると疲れるかもしれませんので。(笑)

commentComment [0] 

キスリング展を見てきました

昨日より横浜のそごうで開かれているキスリング展Link を今日、試験を終えた帰りに見てきました。(と言っても、まだ試験は1教科だけ来週の木曜に残っているわけですが・・・しかもその教科は強敵)
以前Link 、国立新美術館で見たキスリングの絵が良い絵だなと印象に残っていて偶然近場の横浜そごうで開かれることを知り、試験が終わったら行ってみようと思っていたのですが、せっかくだしと思い、行ってきました。平日とは言え、2日目でしかも小中高は夏休みに入っているのもありますし、場所も駅周辺なので混雑しているかと思っていましたら、意外に空いていてじっくりと鑑賞することが出来ました。やはり空いているほうが気兼ねなくゆっくりと見れますので空いているに越したことはありません。
このキスリングという画家の特徴はずばり肖像画で言えば目だと思います。目が独特で皆、彫が深いと言いますか、印象付ける目です。日本でのキスリングの本格的な回顧展は約15年ぶりだそうで、60点あまりの作品がありました。この方の絵はやはり目に特徴される肖像画や裸婦画など人物画の作品が秀逸だなと感じつつ、見ていたのですが、人物以外でで圧倒された作品があります。それは、魚(ブイヤベース)という作品で活きが良い獲りたての魚が網いっぱいに描かれている作品です。作品自体の大きさもさることながら、鮮やかな色彩と、まるで絵から飛び出してくるかのような立体感、そして、新鮮で美味しそうであること。この作品の前では結構な時間立ち止まりましたし、会場を出る前に戻ってもう一度じっくり見たほどです。そのポストカードも買いましたが、実物とは程遠く、目の前で見るのが一番であると思いました。
といったか感じで、さまざまな作品を堪能できて大変良かったのですが、国立新美術館で見たキスリングの作品が無かったことが少し残念でした。もう一度、ぜひ機会があれば目の前で見てみたいなと・・・。
あと、見終わった後に画集(2000円)を買うかポストカード(1枚100円)で我慢するか迷って結局、5枚ほどポストカードを買って帰ってきたのですが、画集買えば良かったかなと・・・。幸い販売所は入場券を買わなくてもいけるようなので、もしかしたら後日画集を買いにいくかもしれません。(笑)

キスリング展
Link

キスリングをWikipediaで調べる→モイズ・キスリングW

commentComment [0]  pingTrackBack [0]

安彦良和原画展を見てきました

偶然電車内の広告を見かけ興味を持ったので、今日は午後から授業なので午前中に学校からそれほど遠くないと言うこともあり、川崎市市民ミュージアムLink で開催中の安彦良和原画展Link を見てきました。安彦さんといえば、私の中ではガンダムのキャラクターデザインを担当された方という印象で実際、展示の半分ぐらいガンダム関連のものでしたので、私としては大変満足な内容でした。ちなみに他の手がけたアニメや漫画はほとんど知りませんでしたが、あの独特の絵の雰囲気、迫力、存在感とどれも素晴らしい物ばかりで、大変見応えがありました。また、平日の午前中ということもあり、なんと他の観覧している人はわずか数人。(今までで見てきた中で一番少ないであろう人数) 展示物は300点以上あるらしいのですが、人数が少ないためだいたい1時間50分程かけてじっくりと見ることが出来ました。これで700円(学生料金500円)は大変お得だなと。特に私が良いなと思いましたのは、ラフ画や原稿、こういうのはなかなか制作過程という物をかいま見ることが出来る感じがして面白いと思いました。ちなみに勇者ライディーン、機動戦士ガンダムの大きい模型、登場人物のフィギュアなども飾ってあり見応えがありまし、10分程度の安彦さんへのインタビュー上映もありましたね。あと、図録が4200円で売っていてのですが、値段もさることながらサンプル本をパラパラと見て内容、量ともに相応で買うべきか迷ったのですが、ポストカード8枚セット600円の方で我慢しておきました。(フィギュアにはそれ以上の金額を払うというのにね・・・) ガンダム関連に限定してその分値段を抑えた画集であれば買ったかなと。

そんなこんなで、今日は大変素晴らしい、心潤った日でした・・・と言いたいところなのですが、実はむしろ厄日なのです。こんな日に新しいサンダルを履いた私も悪い・・・と言うか極悪なのですが、何と行きに左足の裏の皮がむけていたのです。(その時点では私は気付いていませんでした。) なのにも関わらず、最寄り駅からのバス代(一律200円)を節約したいためにバスで10分のところを約30分かけて歩いて川崎市市民ミュージアムへ行きました。歩いているときも足が痛いなと思っていましたが、初めて履いたサンダルなので少しすれているだけで、そのうち自分の足に合ってくると思っていたのです。それで、ミュージアムに着いて中のいすに腰掛け靴を脱いで左足の裏を見たところ、皮がむけて痛々しく血がついている。しかも黒いサンダルもよく見れば血がついている・・・。うわ~と思いつつ痛みはあるもののどうしようもできないので、見終わって、その後、帰りはバスに乗っていくべきかと考えましたが、このぐらい何てことはないと思い、行きよりも痛みが増して、びっこになりつつも歩きました。そして、最寄り駅に着き、電車に乗り、また、学校の最寄り駅から学校まで歩き、着いて改めて足の裏を見たところ、ミュージアムで見たときよりもさらに足の裏に血がべったり。これはまずいと思い、学校の保健室へ行き、洗って消毒をしてもらってガーゼをはってもらい処置をしてもらいました。ちなみに保健所に行ったのはこれで2度目で、1度目は1年の時(2年前)に部室でプラモデルを作っていて塗料のふたを開けようと力を入れたところ、ふたにすれて指の皮がべらっと・・・。帰りも帰りで足が痛いので、通行人にどんどん追い抜かされる始末。(いつもの1.5倍ぐらい帰宅時間がかかったのではないでしょうか。)
とまあ、そんなわけで原画展の良さを差し引いても今日は厄日だなと。(前回Link も前回で便意をもよおし、こちらはこちらで大変でしたが。)

とは言っても、原画展の素晴らしさ、行って良かったという気持ちには微塵の変化もありません! 興味のある方はぜひ足をお運びください。川崎では8月19日までやっており、その後全国巡回します。
ちなみに写真

川崎市民ミュージアム入り口



安彦良和をWikipediaで調べる→安彦良和W
安彦良和原画展公式サイトLink
川崎市市民ミュージアム公式サイトLink

commentComment [0]  pingTrackBack [0]