献血18回目

いや~昨日の夜から朝にかけての雨風がすごかったですね。
朝、駅に着いたら東海道線が動いておらず、入場規制が行われていたため授業に30分以上遅刻しました。妹の高校は休校で学校に着いたときクラスに1人もいなかったそうです。(笑)

そんな天気も朝までで学校に着く頃には晴れていましたね。今日は半ドンと言うこともあり、余裕があったので帰りに献血をしてきました。献血ルームに1時過ぎに着いたのですが、午後は1時半からとのことで飲み物を頂きながらまったりテレビを見て待ちました。

今回ポイントが貯まったと言うことでマグカップを頂きました。(これ以外の選択肢はありません。)

けんけつちゃんマグカップ



えっと・・・うん、まあかわいいですよね・・・。
ですが、私としては今度作るときは別バージョンとしてクールな柄のを希望かな~・・・。
ちなみに最近何のキャンペーンだか知りませんがこのキャラクターが刺繍されたハンドタオルを毎回もらいます。(笑)

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パリの100年展&ウルビーノのヴィーナス展を見てきました

地獄の門
国立西洋美術館の前庭にあるロダンの地獄の門です

今日は学校が創立記念日ということで休みでしたので上野の東京都美術館Link で開催中のパリの100年展Link (7月6日まで)と同じく上野の国立西洋美術館Link で開催中のウルビーノのヴィーナス展Link (5月16日まで)を見てきました。

メインとして東京都美術館に行こうと考えていて気力があれば国立西洋美術館にも行こうと考えていたので、最初に東京都美術館に行きました。到着したのは10時過ぎです。

平日の午前中ということもあり上野公園には年配の方が多かったのですが、季節がらか修学旅行生を多く見かけました。そのため、美術館も混雑するかと思ったのですが、美術館に入る中学生はあまりいなかったり、いてもじっくり見ているなんて事はなかったので特に問題はありませんでした。おそらく私も中学生の時に訪れていたらさーっとまわっていたでしょうね。(笑)

さて、東京都美術館のパリの100年展ですが、全体的に内容が地味な感じでした。ルノワール、セザンヌ、モネなど有名な画家の絵もありますが、どうもパッとしない感じ。一番印象深かったのはユトリロの『コタン小路』とジョルジュ・ダンテュの『トロカデロ公園、サイ、雪の印象』かなと。もう少し展示作品を頑張れなかったものかと思いました。ですが、絵だけではなくエッフェル塔の誕生までの歴史や建造中の写真、同時期の文学者についてなども併せて公開されていたのはなかなか面白かったと思います。
ゆっくりと1時間半ほどかけて回り、ユトリロとデュフィの2枚だけポストカードを購入しました。でも一番欲しいと思った上で挙げたダンテュのサイが無いのは残念でした・・・。
出た時、時間は12時を回っていたかと思います。

パリの100年展だけでもかなり疲れた感じではあったのですが、折角来たのだしと思い、初めて国立西洋美術館に足を運びました。ウルビーノのヴィーナス展はNHKの新日曜美術館Link で紹介されていたのを見たのでそれで充分かなとも思っていましたが、

行ってよかった! 見てよかった!
ウルビーノのヴィーナス!
最高です! エロスです!


と今でも興奮冷めやらぬ感じで、これだけのために1100円を出す価値は充分にあったと感じました。何時間でもじっくり見ていて飽きないと思いました。絵をどこから眺めても私を見つめているように見える良かったです。
ちなみにこちらでは6枚のポストカードセットを買いました。ですが、こちらも何故か私の気に入った他の絵のポストカードが無くて残念だったり・・・。

また、チケットで常設展の方も見ることが出来るので当然ながらこちらも初めて見たのですが、クールベの波はいいですねぇ。モネの睡蓮も良い感じでした。

それと、これは美術館に入らなくても見られるのですが、ロダンの考える人と上に画像を載せた地獄の門も初めて見ました。何と言いますか、おお!これがか!というのが第一印象で個人的には彫刻品は絵画に比べて興味はないのですが、地獄の門の大きさには圧倒されました。

最後にこれはおまけといいますか、帰り際に上野駅からすぐの上野公園に入ったところでパフォーマンスをしていてそれがなかなか面白かったです。

雪竹太郎さんの人間美術館



調べたところ雪竹太郎さんという方で大道芸人としてかなり有名な方だそうです。

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早わかり世界の文学―パスティーシュ読書術

~あらすじ~
作家・清水義範の小説スタイルは「パスティーシュ(模倣芸術)」と呼ばれてきた。さかのぼれば、『旧約聖書』の「ノアの方舟」の話は『ギルガメシュ叙事詩』からの引用だと言われる。スタインベック『エデンの東』は『旧約聖書』のカインとアベルの物語から作られた。また、デフォーの『ロビンソン・クルーソー』に腹を立てて生まれたのがスウィフトの『ガリヴァー旅行記』である。

世界の文学はつながっている。

(筑摩書房公式サイトより)

私の評価:

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~感想~
私は著者である清水義範さんの事はまったく知りませんでしたし、小説も小中高と習った教科書以外のものだと数えられるほどしか読んでいません。(それは言い過ぎかもしれませんね)
別に小説が嫌いというわけではなく、過去にはまってシリーズで読んだ小説もありましたが、どうも私の場合、最初に読み始める勇気が必要なようで買ったは良いものの数年間放置している小説も何冊かあります。
小説ってテレビ番組や映画などの映像とは違い読まなければ先に進みませんし、かといって、漫画のように楽にすらすら1冊を短い時間で読めてしまうものではないので、「勇気」が必要になるのだと分析してみました。小説好きの方からすれば首を傾げられる事でしょうが、まあそういう奴もいるのだよと思ってください。

さて、前置きが長くなりましたが、今述べたように私はあまり小説を読んでおらず、ましてや世界の名文学など読んだことがないため、本書では題名を知っている程度の名文学がぞろぞろと出てきたわけですが、そんなのもあってか、『早わかり世界の文学』という楽~にいいとこ取りでなんとなくあらすじを知れそうで良さそうな本だと思い手にとりました。

本書は過去のいくつかの講演をまとめ、それに論考などを加筆したもので構成されています。著者がパスティーシュ作家ということもあり、最初の講義(節)ではパロディは文学でつながっているというものから始まり、様々な世界の文学を話に交え、自分の小説家としての生き方や半生を語ったり、著者が選ぶ世界十大文学なんてのも収録されています。

私は恥ずかしながらパスティーシュWという言葉を初めて知ったのでパロディとの違いなど分かって良かったです。ちなみに本来の目的である世界の有名文学をなんとなく分かるというのは私としては充分に満足できる内容だったかなと思います。本書での当時の時代背景を交えた分かりやすいあらすじの紹介でそれ自体を読みたくなったかというとまた別問題ですが、題名だけ知っている物語は「へぇ~そういう時代背景で作られたこういう話だったのか」という感じで為になりました。

ですが、私はどちらかというと後半の節の作文教室と創作方法やユーモア文学論の方が笑えてそれで納得できて面白かったかなと思いました。

ちなみに最後のあとがきに清水先生は「読者の中に、何か読んでみたくなったなあ、という人が一人でもいてくれることを、私はひたすら願っている。」と書かれておられるのですが、

私はむしろ小説を書きたくなりました(笑)

そんな、わかりやすく愉快な本ですので、お勧めです!
(ちなみに今実際に小説の構想を練っていたり・・・完成するといいなぁ)


著者をWikipediaで調べる→清水義範W
筑摩書房 本書紹介ページLink

早わかり世界の文学―パスティーシュ読書術 (ちくま新書 712)Link

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4年越しの呪縛から解き放たれた気がする

約2年前、2006年5月27日の日記Link にピアノの発表会で2年前も失敗して、今回も失敗してしまったと書きました。
そして、その日記から約2年後の今日、そのピアノの発表会が訪れました。

そんな発表会ですのでさぞ今までよりも練習を重ねて万全の態勢で臨んだことと思われるでしょう。しかし、そこはさすが私といいますか、あの拓海だから仕方がないと言った感じで正直なところ練習不足で家でも一度も間違えずに弾けたことはありませんでした。もちろん、2年前、4年前の失敗を忘れてはおりませんでしたし、発表会の曲を練習するとき、いや今年度に入ってからいよいよ今年だと意識はしていたのですが・・・。

まあそんなことはどうでも良いことで、問題は私が満足できるものを弾けたのかどうかでしょう。
正直にいえば、家で一度も間違えずに弾けたことがないのに本番でそれ以上にうまくいくなどということがそうはあるはずもなく、何箇所かミスをしたり、普段ミスをしない所でもミスをしてしまったのですが、日記の題名にあるように何故だか4年越しの呪縛から解き放たれた気がしたのです。
なんと言いますか、自分が自分でいられた、自分の意識をしっかりと持ち、ミスをしてもあせらず弾き続けることができたためかもしれません。もちろん最初に緊張はありましたが、深呼吸で少し間をおいて弾き始めたことも大きいと思います。
ですので、その点では自分にとってとても良い発表会を終えることができたのではないでしょうか。

そう、今日、私はピアノを弾いたんだ!

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麦の穂をゆらす風

~あらすじ~
アイルランド、1920年。
長きにわたるイギリスの支配のもとで、アイルランドの人々の暮らしは苦しいものだった。富と栄光は、イギリス人の支配階級や、イギリスに協力的な一部のアイルランドの富裕層に限られていた。
飢饉、立ち退き、貧困が市井の人々の宿命だった。
彼らはアイルランド独自の言葉(ゲール語)を話すことを禁じられ、ハーリングなど独自のスポーツを楽しむことさえ禁じられていた。
そんな中、アイルランド独立を求める人々の叫びは大きくなるが、その動きを封じようとイギリスから冷酷な武装警察隊”ブラック・アンド・タンズが送り込まれた・・・

(公式サイトより)

私の評価:

もっと読む»

~感想~
予備知識がないと理解しにくいです。その点については公式サイトにストーリーだけでなく、アイルランドの歴史など細かく書かれていますので見られる方はぜひ、本作を見る前にこちらをご覧ください。
私は、そちらを見ずに見ましたので細かいところが理解できなかったのが残念で後悔しました。

ですが、予備知識があったからと言って面白いかと言うとそれは少し違って、予備知識がなかったほうが驚きは大きいと思います。
私のアイルランドに関する知識は「えーとアイルランドって確かイギリスの近くだよね? あれ、イギリスの一部だったっけ?」と言う程度で、過去に悲惨な歴史があったことなど当然知りませんでしたし、現在も続く北アイルランド問題についてもIRAって過激派が何か騒いでいると言った程の認識でしたので、まさか、イギリスが700年にわたりアイルランドを支配して弾圧もこれほどまでにひどいものだったとは正直唖然としました。

そんな内容ですので、正直面白いとは思える映画ではありません。(面白いと言っても様々な「面白い」があるとはおもいますが)
ちなみに言ってしまっても大して問題はないと思いますので書きますと、最後も悲しい終わり方です。
ですが、私のような一般的な?あまりアイルランドについて詳しくない日本人はこの映画を通してアイルランドのこうした歴史を知り、アイルランドに興味を持ち、今も続く北アイルランド問題にも関心を持つきっかけとなるには最適な映画だと思いました。

余談ですが、これを見て我が国でたびたび話題になる大東亜戦争をきっかけとした中韓の日本に対する反日感情、それに関する諸問題を思い出したのですが、私がアイルランドの問題をほとんど知らないのだから、イギリスをはじめとする欧米諸国ならず、離れた国の人々も逆にほとんど、この問題なんて知らないのだろうなと感じました。
そういった意味では最近公開中止も危ぶまれた映画「靖国 YASUKUNI」などありましたが、海外への伝え方って大事だなと思います。


公式サイトLink
麦の穂をゆらす風をWikipediaで調べる→麦の穂をゆらす風W

麦の穂をゆらす風 プレミアム・エディションLink

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