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シャングリ・ラ

[カテゴリ: 批評・感想] エントリー: 2009-05-15

〜あらすじ〜
地球温暖化の影響で東京は熱帯の都市へと変貌した。都心の気温を5℃下げるために東京は世界最大の森林都市へと生まれ変わる。しかし地上は難民で溢れ、積層都市アトラスへと居住できる者はごく僅かだった。地上の反政府ゲリラは森林化を阻止するために立ち上がった。
(Amazonより)

私の評価:★★★★[5点中4点]



〜感想〜
小説を読んだのは実に2年ぶりとなります。(本自体は3月に読み終わりましたが今まで感想を書く時間がありませんでした。)
前回、読んだ小説はマルドゥック・スクランブルという本で、実は今回読んだ本と共通点があります。
それは、村田蓮爾さんがキャラクターデザインでアニメ化するということです。しかし、マルドゥック・スクランブルはアニメ化することなく制作会社の都合でお蔵入りとなってしまいました。しかし、今回は無事アニメ化されたということで、アニメ放送前に読み終わった私としては、一安心ではあるのですが、どうも原作改変が気にくわないのです…まあそれはまた別の話で、書評に入りたいと思います。

内容としては面白かったです。どの登場人物にも魅力があり、様々な断片が1つになっていくのがとても気持ち良かったです。なるほどそうだったのか〜!といった感じですね。

最初は炭素経済など取っつきにくい点があるかと思いますが、それを理解することはそれほど重要ではありません。私は楽しめれば多少の矛盾は気にしないというのもあるためでもあるかもしれませんが、気にさせない面白さ、雰囲気がこの作品にはあります。

私が最初に引き込まれていったところはミーコというオカマがアトラスへ行けることとなり、行った後の出来事からでしょうか、そこからこれはすごいとドンドン引き込まれて行ったと記憶しています。

ちなみに私としてはこの話の結末はまあ納得しますが、ある意味、意外でもあったかなと思いました。それは作品にグロテスクな描写や気違いじみた表現が多かったためもいえるかもしれません。


というわけで2年ぶりに読んだ小説、なかなか面白く引き込まれる小説でした。





アニメシャングリ・ラ公式サイト

Wikipediaで作者を調べる→池上永一

posted by 拓海

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