銀のエンゼル

~あらすじ~
北海道の田舎にあるコンビニ、そこのオーナーは妻である店長に店を任せっきりであった。しかし、妻の交通事故をきっかけに、店を自分で切り盛りしなくてはならなくなった。そんな中、疎遠であった難しい年頃の高校生の一人娘と対立をしてしまったり、店で真面目に仕事をしなければならなくなったことで、店員や客などの見えなかったことが見えてくるのだった・・・

北海道を舞台とした素朴な雰囲気が伝わってくるハートフルストーリー

私の評価:

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~感想~
なんでしょう、全体的に淡々と進んでいく地味な映画ではあります。ただ、その分、個性的な登場人物ばかりで、その面白さが引き立ったと感じました。北海道を感じる、という点では、これが北海道なのか~といった感じで、特に感動はありませんでしたが、この映画の雰囲気からして北海道という舞台は良かったのではないかと思います。逆に北海道だからこそ作り出せた雰囲気というべきかもしれません。

しかし、納得がいかなかったのは、店の客たちから展開した話がどれも終わらないまま中途半端な形で終わってしまった事です。中途半端が悪いというのではなく、中途半端に含みを感じられなかったためで、そこがもう少しどうにかなっていれば、もっと気持のよい終わり方になったのではないでしょうか。

ちなみにコンビニというのは見ていただければ分かりますが、思いっきりローソンを使っています。もちろんローソンの協賛の下、作られた映画なのだと思いますが、これは逆にマイナスになるのでは…?と思ったところもあり、コンビ二名が実名で出ているだけにそんな事を考えてしまいましたが、それはローソン側の広い理解があってこそ、できたことなのでしょう。


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