英雄の条件

~あらすじ~
米軍がイエメンの大使館前でのデモに向けて銃を乱射。恐るべき“虚殺者”として裁かれる、歴戦の英雄チルダーズ大佐。彼の攻撃命令は正しかったのか?マスコミ・政府をも敵に回し、彼の無実を信じるのは、かつての戦友ホッジス大佐だけだった…
(Amazonより)

私の評価:

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~感想~
この映画を見るのは5年以上前に見て以来ということで2度目です。
この映画はイエメンの大使館前でデモが暴徒と化し、銃を発砲してくる群衆、米軍は数名の死傷者出します。それに対して発砲を命じたチルダーズ大佐の正当性を軍事法廷で争うというのがメインです。マスコミはデモ終了後に証拠となる銃が一切存在しない事からこれを一方的な市民への虐殺と報じ、政府はその煽りを受けて監視用カメラの録画テープに証拠が写っていたにもかかわらずもみ消し、大佐に責任を負わせようとします。
私の感覚からするとそれ自体に対してはもちろん証拠があるので正当性はあると思います。しかし、その背後にあるもの、イエメンの市民は何も意味が無くアメリカに対して怒っているのではないということ、これが描かれておらず、アメリカが正義であるという、いわゆるアメリカ万歳の映画なのが残念でした。


Wikipediaで英雄の条件を調べる→英雄の条件W
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