アダプテーション

~あらすじ~
ニコラス・ケイジ主演の現実とフィクションが入り混じった奇想天外コメディ。映画「マルコヴィッチの穴」で成功を収めた脚本家チャーリー・カウフマンが新作脚本のアイデアに煮詰まり四苦八苦する様を描く。
(Amazonより)

私の評価:

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~感想~
まず最初に言っておきます。最後の展開は誰が予想できた事でしょう!こんなにクライマックスへの展開にびっくりさせられた映画は初めてでした。(良い意味で。)私は最初観始めた時、「ああ何だかつまらない(&よく分からない。)映画を観てしまったな~。」と思っていました。この映画では2つのストーリーが交互に進んで行き、だんだん2つのストーリーが交わっていきます。1つはこの映画の?脚本を考える主人公の苦悩を描いたストーリー、そしてもう一つはこの映画の本編?です。(というかどっちも本編と言えば本編なので何とも言えませんが…。)一番の見所が、この映画の脚本家がこの映画の主人公で、本編の部分に登場する人物はこの映画の原作者なのです。一体、どこからが脚色で、どこまでが原作なのか?その線引きが良く分からない映画なのですが、それがまた良いです。そして、上でつまらないと言っていた前半部分は後半への下地となってクライマックスへの面白さを増しています。ただ、この映画はあらすじに書いてある脚本家が成功を収めたとされるマルコヴィッチの穴と繋がる所があり、私はマルコヴィッチの穴を観ていないので観ていれば、さらに楽しめたのではないかと思いました。そして、この映画によって普段必ずしも一度成功を納めた人のものが次も成功するとは思っていない(固定概念にとらわれない)私ですが、マルコヴィッチの穴ほか、脚本家チャーリー・カウフマンの映画を観てみたいと思いました。

公式サイトLink

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