男たちの大和

~あらすじ~
2005年4月。鹿児島県の漁師・神尾(仲代達矢)はかつて戦艦大和の沈んだ地点まで一人の女性・内田真貴子(鈴木京香)を連れて行くことに。かつて大和の乗組員であった神尾は、およそ60年前の、あの戦争の日々を思い起こしていく……。
(Amazonより)

私の評価:

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~感想~
ミスによってやむなく(あまり観る気が進まないのに)劇場で観てしまった映画なのですが、観て大正解でした。私の場合映画が始まってから最後まで目に涙が溢れていましたので…。涙を流そうと思えば流せたのですがこらえて、こらえて最後に流しました。今思えば、ずっと泣いていた方が気持ちがよかったかもしれません。(笑)泣ける映画であることは確かです。

公式サイトによると約6億円をかけ広島県尾道市の造船ドックに、大和を艦橋から前部を原寸大で再現した全長190mもの広大なセットを作ったそうです。それに加え、最新のCG技術により大和は迫力充分でした。ただどうしても私には大和の正面からなどの全景の映像が模型っぽく見えてしまい萎えてしまいました。しかし、それを抜きにしても良い出来で、大和、最期の戦闘から沈没までのシーンには圧巻です。

また、戦闘や大和などのCGの迫力だけではなく大和の乗員とその家族たちのシーンも必見ですし、音楽もあの久石譲さんということもあって素晴しく、そして最後のスタッフロールに流れる長淵剛さんのCLOSE YOUR EYESも良い味を出していてしみじみと感じさせてくれます。

戦後60年、あの戦争について改めて考えさせられ、あの戦争を肯定するわけでも否定するわけでもない素晴らしい映画です。

戦争を体験した方も私のように体験していない方も

あの迫力と感動は、ぜひ劇場で観てほしいと感じました。

公式サイトLink

男たちの大和 / YAMATOLink

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