遺書
23年という一般的には短い生涯でした。
自殺という方法で人生をやめてしまい申し訳ありません。
でも、今の自分にとっては、これ以上、選択肢は考えられませんでした。
もしかしたら、この先、良い人生が待っていたかもしれませんが、
私には今を乗り切る覚悟はありませんでした。
それほどまでに私にとって卒業目前にした留年は衝撃であり、
昨今の就職事情、既に一度留年していることを考えると絶望でした。
もう、自分がこれ以上、多くの方々に迷惑を掛けるところを見たくありません。
私は今まで、自殺を考えたことはあっても、両親、妹、親戚、友人など様々な方々に
迷惑をかけてしまうことは必然的であり、実行しようなどとは思えませんでした。
ただ、最初から自分が存在していなかったかのように消えるのであればそれもありかもしれないとは常々考えていました。
今の状況は、その妄想の範囲を超えてしまい、自殺を選んでしまったのです。
私にとっては苦渋の決断であったという事は分かっていただければと思います。
本当にごめんなさい。
私の人生とはなんだったのだろう。今となって深く感じます。
誰かが悪いわけじゃない、私がすべて悪いのです。
もし、誰かが責任を感じるのであればそれは間違いです。
どうか、皆様の記憶から私の記憶が早く薄れて、気持ちが楽になりますように。
私が、最期に願うことは、これ以外は何もありません。
ただただ、それを願うのみです。
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